LINNのスピーカーは、どの製品もAKTIV駆動、ゆくゆくはEXAKTエンジンにて駆動できるようにするため、スピーカーユニット分の端子がついています。
MAJIK109、3ウェイなら+/̠−で、6個。
これをステレオアンプで鳴らすときは、付属のジャンパープレートがTW、MID、WOOFERの3帯域を繋げていて、スピーカーケーブルを1つの口(+、-それぞれ)に接続すればよいことなのですが、これをどこに挿すかで、音が異なります。
いい・悪いではなく、これはお好み。
下のイラストをご覧ください。
この場合、
①Tweeter
②MID
③Woofer
のどこに挿しても、すべての帯域はもちろんなります。
が、どこに挿すかで、優先順位が変わってくるので、音の雰囲気も変わります。
①Tweeterに挿すと、高域→中域→低域の順に信号が流れ、③Wooferならその逆。
なので、聴いてみて低域が少しすっきりしないなとか、高域がもう少しクリアにならないかなと思ったらTweeterに挿してみると良い結果になったり。
たいていの場合、Wooferに挿していることが多いですが、意外と逆が良い場合があるので、ぜひお試しを。
ちなみに、一番良くないのは②のMID。
信号がどっちを優先したらよいのかわからず、あっちこっちに流れていくので芯がなくなります。
LINNのスピーカーに限らず、ツイーター/ウーファーと、端子が分かれている場合は、一度はお試しを!
意外な結果になる場合もあります。