LINNのパッシブスピーカーの背面をお目にかけると、大抵「え!なんでこんなに端子があるの?」と驚かれます。
2チャンネルのステレオパワーアンプ1台でもちろん鳴らすことができますが、例えばMAJIK140なら4ウェイなので4チャンネル分、3ウェイのMAJIK109なら3チャンネル分のアンプとスピーカーを用意すればマルチで鳴らすことができます。
しかしそこまでアンプを用意したなら、やはりAKTIVやEXAKTに。
LINNのパッシブスピーカーの端子パネルの六角ネジを外すと、背面はこのようになっています。
白囲みしたところが、パッシブで鳴らす際の端子。紫囲みしたところがAKTIVで鳴らす場合の端子になっています。AKTIVやEXAKTで鳴らす時は、チャンネルディバイディングの仕事はアンプ側にお任せするので、このスピーカー内ではネットワークをスルーして、スピーカー端子に送られた信号が直接各ユニットへ送られるようにするという作りになっています。
基本的に納品時に、お店の人間が行う作業ですが、それでも配線間違いしたりして、大切なスピーカーにダメージを与えないよう、ケーブルも色分けされ、わかりやすいように配慮されています。
(竹田)