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LINNの新製品119。20年来のお客様のお宅へ、弊店第一号!
もしかしたら日本のユーザーさんの中で第一号かな!?のご納品です。

お客様が選ばれたLINN 119はウォールナットにブラックのスタンド。
ユニットを囲むトリムのブラックとスタンドがマッチしています。
駆動するのはLINN MAJIK DSM4。LP12もお使いです。

今朝は少し早起きをして、静岡方面へ向かいました。
東京から越されて、ご新居へご納品へ伺うのは初めてです。

新幹線からの景色。富士市を通過。

ご自身で丁寧に設置されたシステムから、LINN MAJIK140SEを外し、一回りも二回りも小ぶりになった119に繋ぎ変えます。
低音不足するかな・・?という心配は、お客さまにも私にも最早ありません。
まだ数少ない代理店のデモ機がスポットで貸し出された際、WEBの記事を読んでいち早くご来店、想像以上ですね、とその日のうちにご注文いただいたのでした。

それから約2か月お待たせして、年内滑り込みでのご納品。

シンプルなデザインながら、その作りのやLINNのロゴのツイーターカバーのデザインが良さを楽しまれ、音出しを始めたところ「おお」。

小ぶりになったけれど、以前よりすごく良い。これは大正解。
「リビングだけど専用ルームみたいなものだから自由にしていいですよ」と言っていただいたので、壁から十分な距離をとりオプティマイズ。
吸音する素材が少ないので少し声に響きの乗るお部屋では、計算値の15%くらいをかけると輪郭も明瞭でかけたほうがより良く(もしかしたらもっと少なくてもイイかも。でも少しでもかけると抜群)オプティマイズの効果にも喜んでいただきました。

スピーカー位置の調整、オプティマイズ、電源周りなどなど、とても丁寧にセッティングしていただいていても、伺ってみるとまだやれることがあったりします。
「以前AKTIVにした時はセッティングが大変でやめちゃって、パッシブにした」というお話を伺いましたが、これも進化でしょうか。
その頃よりも随分楽にいい音が出るようになっています。

いずれにしても色々にシステムをアップグレードされ、長きに渡るお付き合いの末に119というのが、なんだか嬉しくもあります。

それにしてもこのスピーカーには日々驚かされます。

今日は、店に戻ったら丁度創業以来のお客様が立て続けてお立ち寄り下さり、ちょっとした同窓会の雰囲気。
かつてのフラッグシップKOMRIをお持ちの方、KLIMAX350ORGANIKをお使いの方が、「そんなに言うなら」と119を聴かれ「ずるい!」と仰られました。
あの時このスピーカーがあったらこれ買ってたよ!
この価格でこんな音が出るなら。
これはラフマニノフの晩祷、Vespersを聴かれてのご感想。荘厳な宗教音楽の合唱曲。
四角いブックシェルフのスピーカーから、祈りを伴った歌声で鳴るのですから・・・。

「スピーカーは進化したのか?」
かつてこのテーマでイベントをしましたが、ここへきて確信をもって言えます。
「進化しています!」
(竹田)

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