LINN AKURATE DSMのご納品です!
2006年からお使いだったデジタル・プリアンプのGoldmund SR8 ME。
これに代わったのが、今回ご納品のLINN AKURATE DSMです。
AKURATE DSMは、ネットワークプレーヤーのDSとプリアンプが一体型になったもので、こちらもデジタルのプリアンプ。
この春、LINNの十数年フラッグシップを務めたKLIMAX KONTROLを始めとしたアナログ・プリアンプがすべて生産完了になったのも驚きのニュースでしたが、
これは、LINNのラインアップ中、DSMに搭載されるデジタル・プリアンプが、従来のモデルのアナログ・プリアンプの音質的な能力を超えたものとしてのことでした。
お客様は、GOLDMUNDのパワーアンプのデジタル/アナログにあるスイッチ切り替えで、デジタルとアナログを切り分けて使って来られていたのですが、今回AKURATE DSMを導入するにあたり、アナログもこのDSMのPHONO回路を通して聴いてみようかなということで、すべてAKURATE DSMに接続。
すごいねー。
こんなちいさいのに全部繋がっちゃうんだねー。
と、クールに感嘆。
というのも、既にお客様はTVシステム用にKIKO DSMを導入されてリビングでお使いなので、「サイズ」と、「出来ること&音質」がLINNの場合正比例にならないのは良くご存じ。
このAKURATE DSMの導入にもKIKOが一役も二役も(?)買っていて、
「KIKO DSMで出る中高域の空気感はなんなんだろう。
メインでどうしても出ないんだけど」
というのが始まりでした。
ブルーレイやSACD(OPPOで再生)、アナログ、DS再生などなど、
動作確認で、B&W マトリックス802から音が出る度に、
「いい音~」
「今までとは全然違うなぁ」
「なんかまろやか」
と、にんまり。
でも、最初に伺った際に聴かせて頂いたシステムの音だって「いい音」だったのです。
実はお伺い前、Goldmundのプリ・パワーでOPPOをネットワークプレーヤー代わりにされていると聞いて想像していた音は高域のたった「キン」とした音でしたが、実際鳴っていたのはお客様ご自身の調整で、優しくて上品な美しい音だったのでした。
なので、AKURATE DSMに代わって、しかもまだ鳴らし始めで上のようなコメントを聴けたのはとても嬉しいこと。
システム変えて、よりよくならないと意味ないですものね!
なので、音が出た瞬間
「あ。KIKOのあの音がする」とにっこり。
ニアフィールド・リスニングなので、これからSPACE OPTIMISATIONなど、
AKURATEクンの仕事は山積みですが、バトンタッチがうまくいって、
まずは安心。
これからますます活躍してくれることでしょう!!