昨年4月に基板のアップグレードのニュースがあり、MAJIK、AKURATE、KLIMAXのすべてのDSのクロックが新しくなりました。
その音質差は大変大きく、ひと時の盛り上がりを見せましたが・・・あれから丁度1年。
発売時のように店頭のご比較試聴はもうご用意していないのですが、今でもアップグレードは随時承って（※）いて、
お友達同士で持ち込まれあって新旧比較されたりして、単純に新しいから盛り上がっているわけではないようだ・・ということで、
アップグレードされる方もしばしば。
※アップグレード対応は、AKURATE、KLIMAXのみ。またEXAKT製品お買い上げの場合はMAJIKのアップグレードも対応しています。
今回はKLIMAX DSを２へアップグレードされたお宅へ。

2システムお使いで、KLIMAX DS2が繋がっているのは、Sonusfaberのガルネリ・オマージュ。
外側はJBLのヴィンテージスピーカーC35 Fairfield。
こちらは、Renew DSで。（2にアップグレードして、不要になった基板にシャーシと電源を用意し再利用するサービス）

２へアップグレードしたDS・・・
さて、お客様の反応は？
JAZZのライブアルバムで、オーディオの鉄板ソフト「JAZZ at the Pawnshop」を聴かれ、
冒頭から「お？変わったなあ！」「なるほど~」
空間が広がって、ライブハウスを感じさせる食事の音だとか、人の気配など、
こういう音は聴こえなかった・・と、
何もしていないのに、つい自分が褒められたような気になります。
久しぶりのお伺いでしたので、Space Optimiseのセッティングも。
左チャンネルスピーカー脇の梁の向こうにもお部屋が広がり（下写真）、
1つの空間になっているので、フィルター沢山出て参りました。
80Hz以下しか触っていないのに、結構な変わりようで、
最初の内「すごいじゃないか！」と感嘆の声をあげて頂いていたお客さまも段々無口に。
終わりごろには、従来のプリアンプのイコライザーの役割の重要性が薄れてしまうことに、少しご心配も示された程。

そう、それくらい効果の大きいSPACE OPTIMISE。
ちなみに、SPACE OPTIMISEは、「アップグレード」しなくても、
お手元のDSの「ソフトウェア・アップデート」でできるので、
まだと言う方は是非お試しを！！

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