昨夜はお預かりしていたKLIMAX DSMアップグレードのご納品でした。
LINNのこのトップエンドのKLIMAXシャーシは、1999発売のモノラルアンプKLIMAX SOLO以来、ステレオアンプ(2001)、プリアンプ(2002)、KLIMAX DS(2007)と統一したシャーシデザインはそのままに今も現行品として販売されていますが、内部基板や電源はそれぞれ劇的なアップグレードを遂げています。
そして、昨年EXAKTがリリースされお馴染みのKLIMAXシャーシに納まると、今夏にはKLIMAX DSMにEXAKT端子が標準装備され(※)、DSMユーザーがいつしかEXAKT SYSTEMのことが気になった時に、その道(未知!?)が閉ざされないよう(?)配慮がなされた製品ラインアップになったのでした。
それを記念して(?)この夏のLINNのサマーキャンペーンは、DS/K→DSMへのアップグレードも用意され、今回のお客様はKLIMAX DS/KをDSMにされたのでした。
お客様は、EXAKTへのご興味はないながら、ファイルミュージックに限ることなく、TVやミュージックバード、ブルーレイなど、様々なコンテンツをオーディオで楽しまれたいというところから、今回のアップグレードへ踏み切られたのでした。
KLIMAXの限定モデルだったLINNの創始者アイバーのサイン入りブラックシャーシのKONTROLとDS/Kをセパレートシステムとしてお持ちだったのですが、KONTROLのアナログのみの4入力に対して、DSMのHDMI(3),TOSLINK(2),SPDIF(1),RCA(1)という豊富な入力に魅力を感じられ、プリとDSが1台にまとまったDSMに。
1月強お客様のDS/Kをお預かりして、中味を丸ごと交換しDSMとなってお手元へ。
もちろんアイバーのサイン入りのブラックシャーシのまま。
中味だけ新品になってきたということです。
スピーカーは、PIEGA TC30X。
パワーアンプはUESUGI。
これが実は屋根裏のサブシステムというので、全く驚きです。
メインは、VIVID AUDIOのGIYA3。
プレーヤーは、AKURATE DSM。
・・・失礼ながら、あれ?メインがKLIMAXじゃないの?と思う方もいらっしゃるかと思います。
PIEGAは、「本気を出したくなるスピーカー」なので、こちらサブに「KLIMAX」なのですね。
でもきっと、リビングの1Fも屋根裏の3Fも、メイン・サブということはなく、音楽への探究心旺盛なお客様にとって、いずれも「なくてはならない音」ナノダ!と思います・・・