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ブログのご登場は初めてながら、長いお付き合いの中で、LINN DSM、Tannoy 英国オリジナルキャビネットのモニターレッド搭載のGRF、OCTAVE V16・・とお納めさせて頂いてきたお客様のご自宅へ、KLIMAX DSM3新型をお届けに。

お客様とはとても近いシステム、Tannoyコーナーカンタベリー(12インチモニターレッド)とOCTAVE V16を使っているワタクシとしては、不謹慎ながらかなり楽しみなご納品。モニターレッドのGRF、KLIMAX DSM3で一体どんな風になってしまうんだろう。


始めに現状の音を聞かせていただき、既に十分イイ音だったので、どうなるんでしょう、楽しみですねとお話しながら、新型に繋ぎ変え、アカウントオプティマイズのご用意も進めました。

接続変更はすぐに終え、音出ししながら、従来型のDSMと比較して、低音の伸びや厚みがいや増していることから、GRFの位置、角度に関しても調整をさせていただきました。
コーナーに収めるよりはやや外に振る感じ。
スピーカーの位置や角度が決まったところで、アカウントオプティマイズ。
斜天井であることを加味して、オプティマイズの最後から2番目の設定の「天井」の項目をプラスマイナス20%くらいにした数値も作成。(中々イイ感じのオプティマイズが!)

いくつかの数値を読み込ませたのを聴いていただくなどして、今日のところはコレかな・・・というものでセッティング終了。
「音数増えましたね。」「すごいですね」とオーディオのお話もそこそこに、ナショナル・インテリアさんの壁紙やカーテン、イギリス製のヴィンテージの家具、クラーベルの額絵などのお話を伺い溜息をつきながら失礼して参りました。

・・あとのお便り。

「音数が増えて、曲の微妙なニュアンスにも変化があるように感じました。こんな音が入っていたのか、というのはこのことなのですね。音場の構築もLINNならではの堅牢さで、しっかりとした空間の中に正確に音が配置されている印象です。ボーカルも艶を増して生々しさを増したような気がします。」

そして、また1週間して頂いたお便りには・・・

「益々なじんできたような・・・」感じで、お客様ご自身でも色々お試しになられたとのこと。
KIT HITのスーパーツイーターも付け外しされたり、オプティマイズも設定変更されたりして、お好みの方向を模索されているご様子でした。
「澄み切った音が空間に自由に広がっていけばいいなと思いますし、特に大編成のオーケストラは、まだまだよくなるような気がします。」

そして、あれこれされた後に片付けながらかけたマイルス「So What」では・・・
「その場で動けなくなってしまいました。」
これほどリアルな演奏はこれまで聞いたことがありません。吸音がどうだとか共鳴がどうだとか気にしていたのが、まさに「So What?」と言われているような、素晴らしい演奏でした・・・

素晴らしいシステムを前にして、更にご自身の音を模索される中、そんな体験をされたとあれば、
私の拙ない説明など何の意味がありましょう。
(竹田)

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