ORTOFONのショートアームとDENON DL103Rを載せたLINN LP12、そしてフォノイコライザーのUPHORIK(ユーフォリック)をご納品してまいりました!
UPHORIKは使用するカートリッジに合わせて入力インピーダンスや入力負荷抵抗を細かく設定できます。
こんなふうに底面のディップスイッチで調整します。
結構細やかな設定。
お使いのDL103R(MCカートリッジ)は、入力インピーダンスの値によって影響を受けやすいのと、他にもいくつかカートリッジをお持ちの為、調整をカット&トライしやすいように、今回はイレギュラー設置で、底面を上に向けて、手前で調整がやりやすいようにしております。
次回ラックのご納品の際まではこのまましばらく・・・。
ちなみに、設定値や使用するカートリッジが「これでいこう!」と決まった場合は、UPHORIKのディップスイッチの特定の値は内部基板上でハンダづけして、経路の接点を減らすことも可能。
これはまた目覚ましい変化がありますが、その決断って中々悩ましいものがありますね。
UPHORIKの設定値を色々調整し、シューマンの交響曲のイギリス盤とドイツ盤を比較したり、古い録音のヴァイオリンの演奏を聞いたり、バッハのロ短調ミサ曲を聴かれたり、ボーカルを聴かれたり・・・
そのたびに、「高さは出ていたけど横の広がりもすごいある」「こんなに情報が入っていたんですね」と驚かれるお客様。
これからしばらくは、調整をするか、レコードを聴くか、悩ましいところではないでしょうか!?