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LINN MAJIK DSM5が入荷いたしました!
常設いたしておりますので、いつでもご試聴いただけます。

持った感じ、お、重くなった!
実際は5.7㎏。
MAJIK DSM4からは1.6㎏増し。

端子は、昔のモデルと同じ大型バインディングポストになったので、隣の端子との接触の心配なし。
バナナ端子、Yラグ、裸線、いずれも接続可能です。

入力はMAJIK DSMにして初の、MM、MC Phono搭載。
LP12のLINNだもの。そうこなくっちゃ。

アナログのインプットも別に2系統用意され
サブウーファー用の出力とライン出力搭載。

同軸デジタル(SPDIF)と光デジタル(TOSLINK)は今まで通りで、
USB入力がType-Cになり、HDMI入力はeARC 1系統に集約され、代わりにEXAKT LINKが搭載されたので、LINNのEXAKTスピーカーやLP12 URIKA2(デジタルの内臓フォノイコライザー)が接続可能に。

従来のMAJIK DSM4と大きく異なるのは、端子の構成もありますが、そのシャーシの剛性。
2㎜厚と言うと大したことないようですが、1㎜アップするだけでも触った印象も随分変わるものです。
この重さの違いもほぼほぼ、シャーシでしょうか。

電源はこれまで通りDPS(ダイナミックパワーサプライ)で、DACもSELEKT DSMのスタンダードDACがベースになっていますが、音の輪郭や振幅、彫の負荷さなど、だいぶ良くなっているので、DACもきっとよくなっているのではないかしら。
信号経路などレイアウトが変わるだけでも良くなりますし、ただシャーシの剛性があがっただけとは思えない・・。

脚は3点支持で大きくなり・・・

立派なソリッドメタル製になりました。

フロントの短縮ボタンがなくなって代わりにカットガラスのファンクションボタン。
入力切替、曲送り、再生、停止、スタンバイ、メニュー表示・・などこれ一つであらゆるコントロールができます。

最初に戻って、これはワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」の1曲。
ワーグナーオペラが何の苦もなく再生できる。
価格は110万と確かに高いですが、その昔CDプレーヤーとプリアンプ、パワーアンプで110万円のシステムでこんな音は絶対にしていなかったと断言できます。

ワンボックスもここまできたか・・。
何の苦労も、何の憂慮も、何の弁解も要らないワンボックス。
苦労するのがオーディオではない。
音楽を聴くためのオーディオだと、今初めて思います。

それがLINN最新のMAJIK DSM5。

いつでもお出かけください。
(竹田)

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