
10年数年、LINN MAJIK DSM/1とMAJIK140をご愛用されていたお宅へ、最新型のMAJIK DSM5をご納品に!
経年でいい色になったウォールナットのMAJIK140。
10年以上前にMAJIK DSM/1とセットで導入されたこのシステムで、長いことご愛用頂いておりましたが、今年のGW頃にDSMが壊れてしまった・・と持ち込まれました。
MAJIK DSMは、10年経った今でももちろん修理は可能(有償)。
国内でコンデンサ交換だけで治れば簡単なのですが、それで治らない場合は本国へ数か月戻って、更に修理費も10万円を超えてしまいます。
今回は国内の修理で治って一度お戻ししたのですが、その後またすぐに壊れてしまったのだそうです。
最新型はかなり価格が高くなっているので、気軽にはお勧めしづらいのですが、ご夫妻さまはこの後もずっと使うものだからと、最新型を導入されました。
重量が少し増して音質も情報量がグッと上がり、見た目と共に音も精悍になったDSM5。
「増した」と言っても「大したことない。LINNは重すぎないのがいいですよね」と、ご印象が変わるほどのものではなく、
一体型でここまでトールボーイのスピーカーをしっかり制動して音楽性豊かに鳴らすのは、やはり他にはない存在です。
ご注文の際に納期が結構かかるかも・・とお伝えすると「1か月も音楽が聴けないのね」と奥様。
システムがずっと活躍していたことを物語っています。
しかし、弊店では1台在庫しようと手配していたものが、ちょうど入荷するタイミングとなり、そう長くお待たせすることなくお納めすることができたのでした。
操作はこれまでと変わらないので、オプティマイズの入力をしている間、早速聞いていただくと「全然違うね!」「すごい。こんなに違うの」とご夫妻さま。
Qobuzも始められ、NASに納めた音楽と合わせて、音楽の幅も広がり、またここから長くお楽しみいただけるようになりました。
変化しないでほしいところ(14年前の機械と操作性が変わらない※途中変わっていますが、使い続けていただいているとそのままスライドできる!)と、大きく変化してほしいところ・・・音。それも変化と言っても、あまりに異なる雰囲気になるのではなく正常進化している音。
これって、中々ないことではないかと思います。
(竹田)