先月は大阪へ。
LINN LP12のアップグレードでした。

電源と、内蔵フォノイコライザー。LINN KLIMAX Radikal+Urika。

こちらは底板に内蔵されたフォノイコライザーのURIKA。

そして、RadikalのDCモーター・・・
DCモーターは、AKURATEもKLIMAXも共通です。

・・・とKLIMAX電源

アームだと、全体のバランスが変わるため、スプリングの調整のし直しなどがあり、基本お預かりさせていただいているのですが、電源やこのフォノイコライザーは、ご自宅セットアップも可能。
・・ということで中を開けて、取り付けを見ていただきながらのご納品となりました。

お客様のLP12は、既にLINGO（外付け電源）、KEEL（サブシャーシ）、AKITO（アーム）、Krystal（カートリッジ）になっていて、そこからの、この度モーターを含む電源部と内蔵フォノイコライザー。

URIKAフォノイコは、自身で電源を持たないため、電源供給はRADIKALから。
RADIKAL電源とセットでないとできない製品です。
しかし、カートリッジを介して、アームを通る微小信号。
距離が短ければ短いほど良いのは、自明の理。

アームの直近からフォノイコに入り、そこからインターコネクトケーブルでプリアンプへ。
その音の向上たるや大きく、日毎にお客様の興奮が高まり、ご納品からしばらく何度かお電話をいただいた次第。

先日別のお宅ではMAJIK LP12のアームをAKITOにアップグレードしましたが、こちらのお宅でもご家族皆様が「音が変わった！」と気づかれたとのことで、すごくいい！というご感想を電話で、ご来店でいただいたりしています。
後々、「楽しんでる！」「すごい良くなった！」と伺うのはとても嬉しいことです。

ALTECのスピーカーを、LINN AKURATE DSMとOCTAVE V40SEで駆動。
・・そして、その手前には・・・

Farhadianのギャッベが。
これは羊の毛の色そのまま使ったナチュラルタイプ。
こんなに白いのに、実はここにすでにお子さんがたこ焼きを転がし、ご自身でもお風呂上がりのコーラをこぼしたとのこと。
そんなことがあったとはどこ吹く風の、相変わらず白いギャッベ。
そう、イランの高山の羊の毛は油をたくさん含んでいるため、汚れないのでーす。
（ギャッベは、吸音用に小さい40cm×40cmのものもスピーカーの下に追加。）

ギャッベにオーディオにレコード・・・
単身赴任謳歌中のK様です！
（竹田）