よく店のターンテーブルのLINN LP12が、針も落とされていないのにクルクル回っているのを見て、なぜ?と聞かれます。
実はこれ、音のため。
LP12は常に回している方が馴染んで、急に回すより音がいいという話も聞きますが、それ以上に電機的に良いのです。
この写真、LINN SELEKT DSMにLP12を繋げているのですが、つまり配線して接続している以上、LP12の電源を入れておかないと、一つ大きなアンテナがぶら下がっているような感じになってしまいます。
もし回さないなら電源ケーブルも、フォノケーブルも外しておく、あるいは聴くときはデジタルを聴く場合でもLP12も電源を入れておく。つまり回しておく。
弊店のお勧めする正しい接続では、パワーレールを一本化することが前提となっているので、これからじっくり聴くぞ!
…という時はLP12に限らず、プリアンプ荷繋がっている全ての機械の電源を入れる必要があります。
こんなこと偉そうに言っているけれど、自宅のLP12の電源入れないでDS聴いていたら、なんか音ウルサイなと思い、あ、とLP12の電源入れたらうるさくなくなったという実体験でございました。
回ってなくても、繋いでたら回しましょう。
(竹田)