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最近は私がLINNのLP12を好きな理由はいくつかあります。

佇まい、デザイン、モノづくりの在り方、もちろん音。
音とデザインのマッチしたところ、コンパクトさ、50年の歴史・・・などなどなどなど。

何処をとっても好きなLP12ですが、最近はLP12に生き方、在り方を教わっている気がする。

LP12って、最大に重要なのが軸受けです。
回転し始めると油膜でシャフトと軸受けは直接触れることなく、軸受けの先端だけが接地して回転する。
シングルポイントベアリングです。

軸がぶれない。それは生きる上で、望ましい状況。

加えて、これものすごく重要だと思うのが、トラブル(外部振動)に対して真っ向からぶつかったり、じぶんの意見を押し通すのではなく、それを一旦受け取って発散、、というか、トラブルを吸収するという意味は、またひとつ学ぶ。

自分の物差しと他人の物差しをいくら戦わせても良いことはないと思うけれど、一度吸収してブレない軸で対応するのって、自分の気の持ちようとか、受け取り方とか、今のような情報量の多い世の中で、一旦吸収して出す。

その精度がすごいのがLP12なので、私はLP12のような人になりたいなとさえ思う。

(竹田)

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