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今日は、先日アップしたMAJIK ISOBARIK AKTIV化のお客様の続きを・・・

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システムは、この通り、MAJIK DSM+MAJIK6100をフルに使い、MAJIK ISOBARIK AKTIVへ。

間違いがないように接続しますが、鳴らしたては十分注意します。
もし誤って低域の信号が高域に入ってしまったら、普通の音量ではツイーターがとんでしまうので、音量をかなり絞ってから始めます。
間違いないことを確認してボリュームをあげていきます・・・。
お客様の最近のお気に入りのバッハのヴァイオリン無伴奏のパルティータをかけて頂きました。
鳴らしたて「低域の感じが変わったかな?」「少し締まったね」と少し首を傾げられます。
全部のユニットが今まで使っていなかった筋肉を使い始めるような感じなので、鳴らしたてから劇的に変わることを期待しているとちょっと肩すかしをくらうような感じなのですが、この変化は鳴らしているうちにどんどん変わってきて得難いものとなります。
(お客様のお宅にご納品の場合はアンプもアクティブモジュールの基板も新品で、このエージングもできていないこともあります。)
少し馴らし運転しているうちに、鳴ってきたのでキャロル・キッドや、ラインスドルフ指揮のマーラーの3番をかけてみます。
低域がだいぶ出てきたので、少し前に出しますが、まだ足りない。
お客様のお宅は横に幅がとれるので、スピーカー間をそれぞれ3cmくらいずつ外に出します。
ボーカルは、高さが出て、音のかぶりもとれてキャロル・キッドの透明感のある感じが出てきました。さすがアクティブ!声の強弱や細やかなところが聴こえてきます。
お客さまが「いいねぇ!」と仰られます。
マーラーの3番も、パッシブ時にはは明らかに聴こえないような分離感があり、低域がしっかり出て厚みがありながら見通しが良く、音の発見がいっぱい。
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あとで頂いたメールには、
同行したスタッフがご紹介したKhatia Buniatishviliのピアノを褒めて「聴き惚れている」とあり、「弱音が素晴らしい!」とのこと。
「ピアノが音の「ひだ」まで聴こえ、叙情的に聴こえるのはAKTIVの効果かも」。
そして、お気に入りのバッハのパルティータは、パッシブ時の響きの多さが魅力的に感じられていたのがAKTIVになった時に「?」と思われたようですが、その後再度聴きかれるとヴァイオリンそのものの音がきちんと聴こえてくるようで「特に気に入っている2番のシャコンヌはAKTIV後のほうがよい」と思われたとのこと。
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(彼女、グルジア人でお名前は「カティア・ブニアテシヴィリ」と読むそうです。ピアノ、細かいことはわからないのですが、本当に素敵な演奏。私も触発され、週末はこればっかりでした)
・・・夜分失礼した後に早速感想を頂いたのは、私が繋ぎ直したBSの接続を間違えて夜の間困らせてしまった・・・という経緯の中ということもあったのですが、AKTIVの音にはご満足頂いたご様子。
(繋ぎ直した後は指差し確認だけでなくて、実際音を出してみないと!申し訳ないことをしてしまいました・・・トホホ。)
お客様は合唱をやっておられ、それもあっての昨年のシステムご導入でしたが、今後は細やかなニュアンスも聴こえてくるようになって、更に音楽の発見が多くなられることと思います。
LINNの最新システムEXAKTには、この長年LINNが取り組んできたAKTIVという鳴らし方が、系譜として太く繋がっていると思います。
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