NuPrimeの上位モデルAMG STA、パワーアンプ。
優れものです。
NuPrimeは以前から何度も書いていますが、音楽性が本当に素晴らしい。
IDA8プリメインアンプは、音楽を愛して止まないピュアオーディオ派のオーディオファイルの方々には、コストパフォーマンスと音楽性の面で最もお勧めのアンプです。
一家に一台。これだけでも十分ですし、何セットも持っている方にも使っていただきたいモノ。
同じラインで、セパレートタイプのDAC9(プリ)、STA9(パワー)がありましたが、DAC9があいにく生産終了。DACチップの供給が難しくなったためではないかと思います。
(STA9パワーアンプは現行モデル)
その上位機種がこのAMG PRA(アナログプリ)とAMG STA(パワー)のセパレートになります。
今日はSTA9とのご比較希望もあり、LINN MAJIK DSM4のプレーヤー、プリを使ってパワーアンプ比較など。
LINNの100Wアンプに比べて、NuPrimeはやや濃い口。
濃い口と言っても厚ぼったさということではありません。
それぞれに制動力が高いのですが、NuPrimeのほうがやや彫りが深く、トルク感を感じられます。
更にAMG STAは、STA9に情報量が加えられ、音場の厚みが出る・・。
一概には言えませんが、例えばLINN MAJIK109(3ウェイ・13㎝ウーファー)とDAVONE Studio(2ウェイ・18㎝ウーファー)だと、STA9、AMG STAの差は、DAVONEのほうがより大きく出ます。
STA9でも、中々な大きさ、金額のスピーカーを魅力的に駆動してしまいますが、AMG STAは更に聖堂の難しいスピーカーの駆動も可能になるでしょう。
基本的に、機器選びの時、パワーアンプはスピーカーとのマッチングをメインに考えるのがよく、スピーカーに対してパワーアンプの合う・合わないはありますが、不思議とNuPrimeは「合わない」スピーカーが浮かばない。。。
店頭で鳴らしている限り、ヴィンテージのスピーカーとの相性はほぼほぼ抜群の域。(RCA、EMPIRE、Tannoy、Altec、JBLなどなど)現代のスピーカーもDYNAUDIO、DAVONE、PIEGA、VIVID AUDIO、Sonusfaber、YAMAHAなどなどかなり様々なスピーカーに接続していただいています。
他のモノではなかなか見えづらい、スピーカーの持っている表情をごく簡単に見せてくれるところがあります。
昔5丁目に店があったころ、SonusfaberのElipsaとNuforceのアンプの組み合わせが実に魅力的で、何セットもご納品した時期がありました。抜群の組み合わせ。
DavoneとNuPrimeもその雰囲気がちょっとあります。
この組み合わせ店頭でご試聴いただけますので、是非一度耳にされてみてください。
<NuPrime AMG STAホームページ>
(竹田)