プリアンプというと、ボリュームを調整したり入力を切り替えたり・・
メーカーによってはイコライザを搭載しているので低音や高音を操作して好みの音色に整えたり。
コントロールアンプとも呼ばれる前段増幅器ですが、スピーカーを動かすまでの大きさには信号を増幅しません。一体何をしているところなのでしょう?
オーディオを趣味として始める時によくこんな疑問を持つ方がいらっしゃいます。
かつての名器と言われる marantz7 や McIntosh C22、Mark Levinson LNP2L、現代的なつくりのもので言えば Jeff Rowland の Coherence や FM Acoustics 266、LINN KLIMAX KONTROL もそうでした。
高級オーディオメーカーと呼ばれるアンプメーカーは 必ずと言って良いほど 名器と呼ばれる プリアンプを作り上げていますね。
プリアンプで行われていることは、入力された音楽信号の位相を整え パワーアンプまで送り届けられるように力を与えて出力し、スピーカーを直接駆動するパワーアンプの動きを「コントロール」する。
言わば 頭脳 となりオーディオシステムの根幹を成すのがこのプリアンプというわけです。
それだけに 質の良いプリアンプを設計することは難しいとも言われています。
OCTAVE はドイツの元々は工業トランスの特許技術をコアテクノロジーとしてアンプ製造を専業とする堅実であり斬新なメーカーですが、やはり初めに世の中で賞賛を受けたのがプリアンプ HP500 でした。
なんとも言えない音の懐の深さ、フルチュープ設計による滑らかで伸びやか、そして真空管アンプとは思えない静かなサウンドは多くのファンを作り、現在の人気の石杖を築いていったのです。
オリジナルmarantz7 の滑らかでキレのある音、LNP2L の力強い骨格、KLIMAX KONTROL の静けさと深さ、FM266 の芳醇・・・様々な音の要素を持つ Jubilee Pre Amp は 最新鋭の回路設計と真空管、どこにも真似ができないトランス技術の上に出来上がった OCTAVE の象徴のようなプリアンプです。
複数のオーディオ評論家の先生方がご自宅で愛用するプリアンプに、この Jubilee Pre を選んでいるのは、きっと歴代の名器の数々を彷彿とさせる音の何かと 最新鋭のスペックが織りなす音楽体験に心を打たれたのだとサウンドクリエイトのスタッフは皆思っています。
ここ数年は 希少なヴィンテージスピーカーを鳴らす機会が増えています。
通常のアンプであれば相性などマッチングを考え設定を変え 試しながら調整していく、時間のかかる行程となりますが、Jubilee Pre さえあれば もう問題はありません。
音に躍動する生命感が与えられ、極上の質感で包み込んでくれるのです。
現代オーディオからヴィンテージものまで、つなぐもの全てをコントロールする Jubilee Pre は 名指揮者であり天才プロデューサーのような存在なのかもしれません。
OCTAVE の奇才 / アンドレアス・ホフマン がたどり着いた答えのひとつであり、ここに書いた内容だけでは語り尽くせない魅力と技術的な詳細など、今後またご紹介いたします。
ご試聴を希望される方は是非お問い合わせください。
(金野)