以前はB&W802をジュビリ―プリで鳴らされていたN様。
その後もGIGAのG2をご導入されて楽しんでおりましたが、ご新築でお引っ越しされ、システムは今までの広いリビングから専用ルームに。
今月号のホームシアター誌にも掲載されているとても素敵な専用ルームです。
移設後、ルームチューニングを重ねてきましたが、低域がブーミーなところが気になり、SP変更もお考えでした。
そんな時に、ジュビリ―プリをお使いということあり、お引っ越し前からのご要望だったジュビリ―モノがメーカーから借りれることとなって、ご自宅試聴の運びとなりました。
GIGA G2に対して、ジュビリ―がモノが力がありすぎるかもという懸念もあり、もしかしたら純正の6550よりも、
EL34×16本がバランスが良いのではと推測して、ご用意させていただきました。
この日ちょうど、来日していたOCTAVEのアンドレスが開店前にサウンドクリエイトに立ち寄ってくださったときに、今日のご自宅試聴でEL34で鳴らしたいという意向を伝えると、バイアスの数字は800-900が良い、というアドバイスをいただきました。
EL34では、MRE130に比べて低域の質感も良く、柔らかさもあって良かったのですが、もっと生々しい音にしたいとのご要望。
次に純正の6550に変えてみました。
いやー、化けました!化けたというより、余りにも生々しいので本来の姿をさらけ出したかのようにも見えます。全ての帯域が素晴らしい!
モノは試しで行ったデモでしたが、OCTAVEの最骨頂の魅力には、N様もご納得。
新しいスピーカーではなく、アンプのご導入を決意されました。
最後にもう一度MRE130に戻したところ、これまで様々な組み合わせを聴いてきた中でも、MRE130が力が足りないなんて思ったこともなかったのですが、あらゆるスピーカーを駆動するMRE130をもってしても、ジュビリ―モノの圧倒的なゆとり、音場感には度肝を抜かれたのでした。