夜、営業時間外の頭がリラックスしている時、大抵自分がやってみたいことなどがストレートに出るものです。
昨夜はJensenをドライブするV80にスポットが当たり、真空管を6550から6L6に換えてみない!?という提案が・・・。
6550で魅力的に鳴っていたJensenですが、どうだろう、聴いてみたい!
6L6は、6550に比べると小ぶりで一回り小さく、あっという間(電源入れて本当にすぐ!)にフィラメントが赤々と光を放ちます。
鳴らし始めると、ナロウだけど、情感があってタイムスリップしたような感覚に。
比べると、6550はカッチリ鳴っていた感じ。ちょっと優等生的かな。
バイアスは低めに、とのことで調整して1日鳴らして帰ろう、と明日を楽しみに店を閉めました・・・。
さて、楽しみな次の日・・・。
何とも趣きのある鳴り方。元々エレガントなスピーカーという印象がありますが、味が合って、小粋なオジサマのような・・・。6550に比べたらレンジは狭いけど洒落た鳴り方。
真空管を換えて楽しむOCTAVEの遊び心たるや・・・。
これって製作者アンドレアスさんの遊び心なんだろうなぁ。
その「ゆとり」というか「はば」というか、音にしっかり表れていますです。
V80欲しいですね・・・。
(竹田)