PiEGAの新ラインのスピーカー、CLASSIC5.0とNuPrime・・・
グッドマッチなシステムのご納品でした!
お客様からNuPrimeのアンプが良さそうで聴いてみたいというリクエストがあり、
ご用意したNuPrime IDA16。
薄型のアンプで、DENONのCDプレーヤーの上で同化してしまっていますが、
これです。↓
このプリメインアンプ、駆動力があり、音楽性豊か。
小型でダンピングファクターの高いのは、もとよりNuForceの長所でありましたが、
本当に良いアンプ。
あ、NuForceと申しましたが、よくNuForceとNuPrimeについて質問を受けますので、
ここで少しご説明。
11、2年前に、NuFrorceのIA7という小型のDクラスの22万円のプリメインアンプがありました。
小型なのに、力はあるわ、音場広いわ、細部の細やかさも美しくて、
口コミで広がったとても良いアンプでした。
当時のSonusfaberのCremonaなどもこれ1台で鳴らしている方もいらっしゃいました。
その後もっと小型とか色々リリースされたのですが、
会社が買収されてしまって、当時の技術者は一部残っていますが、
一部は外に出て、このNuPrimeを作りました。
今のNuForceは、すっきりしてクールな音色。
どちらかというと当時のNuForce IA7の傾向の音は、NuPrimeの方が近い感じがします。
「Dクラスなのにアナログ的な音」とよく言われましたが、
音に厚みがあって、でも分離が良いので音楽の層が厚くて、
つやっぽくて、広い音場、、、「冷静と情熱の間」・・そんな音です。
さて、PIEGAも割とクールな印象をお持ちの方が多いのですが、
こちらも割と「冷静と情熱の間」です。
クール過ぎては寂しいですが、熱すぎても暑苦しい。
そこの中間いっていると、音楽本来の熱をきちんと届けてくれるのではないでしょうか?
その証拠に、このシステムを導入されたお客様、
バリッバリのロック党。
だって、なんと、このシステムのオーナーは、
80年代のメタルロック「アレルギー」のドラマーでいらっしゃるのです。
2012年に再結成され、2014年にはアルバムも発表!
ご試聴の際にお持ち頂いたCDはストーンズ、T.REX、ボブ・ディラン、キング・クリムゾン・・
などなど。
聴きながら、ぴったり(曲の)イメージ通りとのこと。
中学生などの時に聴いていた頃のイメージと凄く重なる、
うん、これだ!
コレって結構難しいことです。
学生時代って、それが全てみたいな感覚で聴いているので、
後々頭でイコライジングしてより大きな存在になっていて、
高いシステムだからと期待して聴いてがっかりすることがあったりしますが、
その時の熱狂を思い出させてくれるのは、
これは絶対イイ・・というか、その人にぴったり合っているのだと思います。
今回のシステム導入は、ご活躍当時の映像が見つかって、
お仲間との試聴会をするので、システムをいいのに一新されたかったとのこと。
その後どうされたでしょうか???
ご感想、伺ってみたいものです。
システム:
スピーカー PIEGA CLASSIC5.0 メーカーサイト
プリメインアンプ NuPrime IDA8 メーカーサイト