ここのところPIEGAのご納品が立て続けです。ラインアップ中でも、サイズとそのクオリティから、呼び声高いPIEGA COAX311のご納品でした!
お友達の集まりが多いお客様のお宅。まるでスタジオのようなこのお部屋は、第二リビング?のような存在で、脇にはちょっとしたキッチンもあり、ご主人が手早くお料理したりして、よく人が集うご様子。
10年以上前には、正面の広い壁にスクリーンが下がってきて、天釣りしたスピーカーで5チャンネルのシアターもされていました。
時が経てDVDからBlu-Rayに移行し、てHDMI接続が主流になり、4Kが当たり前のようになってしまった今、使わなくなってしまったシステムは、電源を入れられることのないまま放置状態になっていたそうです。それが、いきなりPIEGAというのは??
いきなりではありません。少々脱線いたします。昨年別荘を作られ、オーディオシステムを導入されてから、それまで遠巻きに過ごしていたオーディオという趣味が、ぐっと近いものになられます。軽井沢ご納品
しかも、DSMにTIDAL(CDクオリティの海外の音楽配信サービス)がプラグインされているため、懐メロから何から夜中まで聴きまくっているとのお話。
そんな音楽漬けの別荘での週末を一年やってみられて、「あ、家でも聴きたい。」「TIDALで聴けるから家でも簡単に聴けるじゃん!」…というところで、今回のお納めしたお部屋のオーディオを一新されたわけでございます。
で、LINN SELEKT DSMをまずは家に迎え入れたい。天釣りスピーカーでもなんでも、とにかくまずは部屋に音楽を蘇らせたい。
そうして、スピーカーをどれにしようかと考えている間も楽しいし!
…というお話でしたが、SELEKT DSMをご試聴された際に鳴らしたPIEGAの音が忘れられない!と、割とすぐのご納品でした。(決して仕組んだりしていませんよ!!)
それでも最後は、PIEGAのトールボーイか、ブックシェルフかを悩まれ、比較され、最終的にこの311がお客様の相棒の座を勝ち取ったのでした。ちなみに、COAX511と311は占有面積ほとんど変わらないですし、どちらが上ということもなく、好みがパッカリ分かれる二機種です。お客様はモダンJAZZ からブルース、ソウル、ポップスなどなど。
曰く、「僕はマニアじゃないから」と仰られますが、ヴィンテージと現代のスピーカーのいいとこどりと、真空管に、デジタルの一体型とは、ほとんど網羅しているようなもの。
JBL BARONとまた全然違った鳴りを楽しまれ、ご自宅でも夜更かしをされているのだとか。
(竹田)