定休日に鳥取へ行って参りました!
PIEGA Masterlinesorce3のご納品です!
スピーカーを検討されていると、初めてご連絡を頂いたのが、昨年の末。
今回のスピーカーは最後のスピーカーになるからと、慎重にご検討され、候補は5機種。
PIEGAの他は、B&W、Brodmann、YG Acoustics、そしてたまたま店頭で鳴らしていたTannoy Autograph英国オリジナル。
Tannoyの魅力はなかなか捨てがたいものでしたが、どうやっても置き場所がない(広いお部屋を見て信憑性に欠けると思われるでしょうが、お部屋の角に暖炉があって、作り付けの棚があって…となると、置くのが難しい…)とのことで、次の候補だったPIEGAに決定したのでした。
アンプは、もともとお使いのZanden Audioの真空管アンプ。
お客様は中高域にシャープさがあるのがお好みのため、PIEGAは平形脚でなくスパイクを選択。
付属のスパイクマウントだと床の響きが多いので、弊店のお持ちしたオリジナルスピーカーベース(積層になった間に紙が挟んであるタイプ)にスパイクを直接立ててセッティングしました。
モーツァルトの弦楽四重奏やピアノソナタ、フィッシャー・ディスカウの声、少年合唱団の透明感のあるハーモニー、ビル・エバンスのピアノなどを好んで聴かれるお客様。
店頭で、これらの音楽を聞かれ、反応が良く抜けのよい中高域と豊かな低域が気に入られて導入をお決めになられたこのスピーカーでした。
何せスピーカーの上半分に4つもついたコアキシャルのリボン。それがlinesorceのその名の通り、リボンツィーターが一本の線状になっているのです。その高域の伸びやしなやかさ、前に出てくる浸透力といったら絶品です。
早くエージングが進むように、忙しいお仕事の合間を縫って、なるべく鳴らすようにされているとか。
これからスピーカーの成長と折々のお客様のご感想が楽しみです。
追記 一緒に行った金野は、羽田で食べて、鳥取着いてまた食べて(ふらっと入ったお店でしたが、地酒とのどぐろが美味しかった!さすが山陰)、夜スピーカーを運んでくれたスタッフとまたラーメンだったとか。よく食べる!!
(竹田)