PIEGAの中核として人気のPremiumシリーズが一新されます。新製品となるのは、トールボーイ2機種Premium701、501とブックシェルフの301。
Premium701には、新開発のLDR3056を搭載。この進化型リボンツィーターは、従来の物と比べ見た目にも少し大きくなっていますが、振動膜のサスペンションを新開発していて、マグネットや、ファイルレイアウトなどが改良されているとのこと。
この701とブックシェルフの301が早くも弊店、Legato、LOUNGEに到着し、早速聴いてみました。
これが素晴らしい…。
Premium701は、この新型LDRツィーターの繊細さと堅牢さが素晴らしい結果として音に現れていて、ビシッと安定感のある定位、ハートをグッと掴む前に出てくる音の強さ、そしてしなやかさ、細やかな表現力、これだけでも胸を打たれるのに、パッと広がる音離れの良さ、天井高く広がる音場、濃い空気…と、言い足りないくらいなのです。
これはちなみに、明後日のイベント向けに用意しているナットキング・コールの「The Very Thought of you」を聴いたのこと。(OCTAVE V110SEで駆動)
箱から開けて鳴らしたてでこの音とは驚きます。
701はリボンツィーターが新しくなったけど、301と501は従来型のリボン。701の変わりようを聞けば、なんとなく想像つくと思いつつ、LegatoでLINN MAJIK DSMで301を鳴らしたところ、これまた…。
ダイアナ・クラルの「Live in Pari」からいつも店頭でかける「Fly Me To The Moon」をかけたら、虚をつかれました。
音が出た瞬間、え?何が鳴ってるの!?
普段店頭で、お客様にそう感じていただくことがあっても、慣れっこのこちらにあまりそういう体験はありません。(自分で結線してますし笑)
どんなマジックを使ったのか、PIEGAの新生Premiumは、もうすごい!!
この小さなスピーカーで、軽く3-40畳は気持ちよく鳴らせると思います。この鳴り方は、何曲も聞かなくても、絶対良いのがわかります。
むかし、PIEGAの超絶小型のTS3で驚いた時、自分が買ったTannoy コーナーカンタベリーで驚いた時と、種類は違っても同じ。じっくり聞かなくても持てば幸せになれるのが目に見えているスピーカー。
世の中にまた愛せるスピーカーが生まれました。
新しいPIEGAに大いに期待して下さい。
発売は、2月末です!
Legato一言ブログより