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Stereo Sound 222号(あ!2022年の222号ってなんだかすごいですね)
216ページの「JBL DD67000×LINN EXAKT マルチアンプドライブの衝撃」、小野寺弘滋先生の書かれた記事は読まれましたでしょうか?

LINNのEXAKTスピーカーというのは、「単純にLANケーブルで繋ぐ斬新な一風変わったスピーカーだよ」ということではなく、まさにこういうことなのです!
スピーカーがJBLになるとなんだか理解しやすい、興味持ちやすい‥という方はいらっしゃるのではないでしょうか。

詳細は記事を読んでいただくと致しまして
ご興味を持たれた方から「実際、何が必要なの?」とお問い合わせいただいたので、、、

まず、EXAKTに対応しているスピーカーは、下記のラインアップ
JBL DD65000、DD66000、DD67000
B&W Nautilus、802Diamond
KEF Blade、Reference3、Reference5
LINNのスピーカー(過去の製品も含め)

その他に必要なものは主に4点
●LINN HUB ヘッドユニット
EXAKT LINKを持ったモデルであればDSMでもDSでも可。
※ただし、AVアンプやAVプロセッサーと組み合わせ、サラウンドと兼用される場合は、アナログ入力を持ったHUBかDSMであることが必須
(EXAKTサラウンドの場合は、HUBでOK)
対応モデル:LINN KLIMAX HUB、KLIMAX DSM

●LINN EAXKTBOX  デジタルクロスオーバー
ステレオサウンドの記事の67000の場合は、バイアンプマルチでしたので、EXAKTBOX(4chを使用)1台で完結。
JBL67000は3.5ウェイなので、フルにする場合は8ch必要になります。
3ウェイスピーカーなら6ch、5ウェイなら10ch・・・

EXAKTBOXには、KLIMAX(6ch)、AKURATE(10ch/6ch)のラインアンプがあります。
更に、8ch分のデジタルクロスオーバーとパワーアンプが入ったAKURATE EXAKTBOX-Iならかなりシンプルな構成が可能

●チャンネル分のパワーアンプ
図のように、バイアンプマルチの場合は、4ch分のパワーアンプ。
2台のステレオパワーアンプか、4台のモノラルパワーアンプ。

●チャンネル分のスピーカーケーブル、チャンネル分のインタコ
置き方としては、アナログ伝送よりデジタル伝送のEXAKT LINK(LAN)を伸ばす方が圧倒的に音が良いので、パワーアンプやEXAKTBOXはスピーカー近くに置いてケーブルの長さを短めにし、ヘッドユニットHUB/DSMは、手元に置いてLAN1本を長く取りまわす・・ということも可能です。

壮大なシステムですが、マルチ駆動の最適解が、○○×EXAKTかと!
他社製の対応スピーカーがもっと増えるとよいのですが・・。

(竹田)

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