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Monitor RedとMonitor Gold。

 

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サウンドクリエイトでは今まで多くのTANNOYのヴィンテージスピーカーをご納品させて頂きました。

希少で本当に価値のあるものばかりで、英国オリジナル箱オートグラフ、英国オリジナル箱GRF、英国オリジナル箱コーナーヨーク、アメリカンタンノイ オートグラフ、アメリカンタンノイWindsor GRFなどなど、どれも入手困難で、しかもコンディションも素晴らしいものばかりでした。

その名機のスピーカーたちのユニットはTANNOYのアイデンティティと言える、デユアル・コンセントリックMonitor RedとMonitor Goldでした。

モニターブラック、モニターシルバーと経て1957年に誕生したモニターレッドはモニターシルバーをステレオ時代に合わせてアルニコ製のユニットで作られモニターシルバーの中域の密度に加えてステレオ再生に対応し合わせるように上下の帯域を広げています。
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モニターレッドは1957年から67年までの10年間と長い間作られていました。

一般的には、センターキャップが飴色タイプ(最初期)とブラックタイプの2種類です。

しかし実は後期のユニットには2種類あり後期の中でも最終型のものはマグネットカバーがプラスチックになっており色が何とも派手なピンクになっていました。

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*プラスチックのピンクのマグネットカバー。

 

初期はセンターキャップが飴色になっていて通称「アメイロ」は本当に希少なもので中域が濃くモニターシルバーにほぼ近い音の傾向になります。

中期、後期は音の傾向も初期に比べるとワイドレンジになるのですが中域の厚みが些かなくなっています。

モニターレッドはモノラルとステレオの両方の良さを持っていてオーケストラのホール感も絶妙で中域に厚みがありボーカルもリアルに再生します。

一方、モニターゴールドは1967年にソリッドステートアンプに対応するように、インピーダンスを16Ωから8Ωに変更され、大振幅再生にも耐えられるようにコーン紙のこし方も改良されています。

また、スピーカーのエッジとフレームの接合部に反射防止と鳴き止め処理が施されています。

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ネットワークも5kHz 以上の周波数の減衰量を4ステップで調整するロールオフと1kHz~2kHzまでのレベルを5ステップで調整するエナジー・コントロールが装備しています。

モニターゴールドも時代によってネットワークに違いがあります。

ユニットは同じでもネットワークによって音の好みも異なります。

ステレオ黄金期に登場したモニターゴールドは低域の量感がしっかりあり、オーケストラのスケール感も豊かで、音の輪郭がはっきりしておりハイスピードな楽曲も悠々と奏でます。

 

当店のホームページでJBLのヴィンテージスピーカーをご紹介させて頂き、多くのお客様からお問い合わせを頂戴いたしました。

誠に有難うございます。

次はTANNOYシリーズをどんどんご案内して参ります。

 

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