12月も今日で半分。
今年も後2週間です。
オーディオ雑誌各誌はベストバイ特集で、今年の製品を振り返っています。
今年のヒット曲・・というのは、昔ほどあまり関心がなくなったのか、あるいはもっとバラけてしまっているのか、あまり聞こえてきません・・と思ったら、DA PUMPの「U.S.A」というのが流行っているんですって!?
私も金野も「え。知らない・・」と言ったら、お客様に「ちょっとちょっと〜」と言われてしまいました。
浮世離れしているのか・・?来年はもう少し世の中に目を向けたい!?と思います。
そんな私のベスト3ということで、あまりご参考になるものでもありませんが・・。
★よく納品でしたで賞 LINN EXAKTスピーカー
今年は随分LINN EXAKTスピーカーを、お納めさせていただきました。
AkudorikのKatalyst化も含めて・・。
まだアップできていないご納品もいくつかあったり、お写真NGのお宅もあったりで一部になりますが、LINN EXAKTスピーカーオーナー続々・・・。
スピーカーに誂えたアンプやDAC、体に合ったものを着るビスポークのような感覚でしょうか。
しかし、こうしてお客様のお宅の写真を拝見していると、聞かれている音楽に共通点はほとんどない・・。
おそるべし、EXAKT・・・。
(ちなみにAKUDORIKが好きな私は、やはりAKUDORIKのご納品が多い・・スタッフみんなの納品例を挙げると、KLIMAXもAKUBARIKもたくさんあります)
★ コストパフォーマンスがとってもイイで賞
elipson OMEGA ターンテーブル/ VIFA Bluetoothスピーカー/ Nuprime IDA8プリメインアンプ
「適正価格」という言葉があります。
値段は高いけれど、このクオリティには仕方ない・・とか、あるいはそれなり・・値段なりとか。
オーディオも高ければいいというものではないのですが、けっこう難しいところがあります。
機械・・メカの動き、それに伴う音、デザイン、使い勝手、欲張れば結構重要ポイントが多いのです。
そんな風に見ると、ここに並べたこれらの製品は、その重要ポイントを見事に全てクリア!
今年日本でマーケットが展開されるelipsonは、1938年創業という老舗。
「Bluetoothスピーカーのみ!」という割り切りは、やはり1930年代からあるユニットメーカーデンマークVIFAの選択。
一方、割と新しいブランドながら、根強い人気を誇るNuprimeは、今の時代らしくネットの評判を味方に。
シンプルで飽きのこないデザインであることと、音が本当にちゃんとしていること・・・つまりドンシャリとか、派手サウンドとかでなく、グッドバランスで、音楽性に富んでいること。主張ばっかりするのでなくそれぞれ自分の仕事をちゃんとしている・・ということですね。
こういう製品は、中々いつでもあるわけではないので、たくさんの音楽好きに知ってもらいたいデス!!
上から
●elision OMEGA100 RIAA(フォノ付き) ¥86,000
※フォノなし:¥76,000 カーボンタイプ:¥98,000
メーカーサイト
●VIFA Reikjavik ¥33,000
※その他、OSLO、HELSINKIなどバリエーションあり。
●Nuprime IDA8 ¥130,000
メーカーサイト
ちなみに、IDA8はJBLなどのヴィンテージスピーカーにも良いですし、Sonusfaberなどとの相性も抜群。・・というのは、お客様からのご使用レポート・・。
★ 注目浴びているで賞
LINN SELEKT DSM
LINNの新製品のSELEKT DSM。
弊店にもStandard DAC+アンプ搭載、Katalyst DAC+アンプ搭載モデルの2機種がやっと揃い、毎日「これか!」というお客様が絶えません。
明日にも納品が控え、来週にも2軒のお宅へお納めに伺う予定。
削り出しのアルミのシャーシは堅牢で、新設計のDクラスアンプは、何を鳴らしてもイイ。
DSが発売されてから11年、新設定のクロック、そしてKatalyst DACが開発された数年前から、LINNの音に揺るぎないものと肩の力の抜けた大らかさの両方が感じられるようになりました。もちろんそれまでも徐々にあったのですが、大きな花が開いた感じ。
そういう技術開発の上で誕生した新しいこの製品は、LINNの充実した技術と遊び心がふんだんに盛り込まれていて、なんだかイイのです。
今後LINNの中核を担う、顔となって行く製品かもしれません?
音楽面では、しつこいですがモーツァルトのオペラ「フィガロ」と「魔笛」かなぁ。
とりわけ今年後半は、ほぼ聞かない日がなかったほどでした。
そのうち歌えるかもしれません。
(竹田)