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軸受けが新しくなってまた注目が高くなるLINN LP12。
これを機会に電源回りも、再確認してみてはいかがでしょう?

とはいえ、いくつか外部電源にも種類があるLINN LP12。
その電源のタイプや、お使いのプリアンプによってアースの取り回しは変わるので、ご不明な場合はお問い合わせください。

※弊店のお勧めする正しい接続は、つながっている機械のインターコネクト、電源の取り方をトータルで考えないと、効果はありません。
プリアンプを通して、全ての機器が何らかのケーブルでつながっているので、1つでも間違っていると、良い結果は得られません。
多少面倒に思える部分もあるかもしれませんが、正しく接続すれば、ずっと音楽をかけていてもなまったり、疲れてきたりすることなく、常にフレッシュな音楽再生が可能になり、効果は絶大です。
ご興味があって、導入してみたいという場合は、お気軽にお問い合わせください。

<今日のシステム>
ネットワークプレーヤー兼プリメインアンプ(DSM): LINN SELEKT DSM、MAJIK DSM
フォノイコライザー:DSM内臓のフォノを使用。
ターンテーブル:LINN LP12 [LINGO4電源]

●接続方法
・機器間
LP12>>DSMのフォノ入力へ:フォノケーブル、フォノアースを接続

・電源、アースのとりかた
2ピン・2芯のタップを使用
1本のパワーレールにつなげること
を前提とし、
(タップは弊店のオリジナル品、もしくは、ON/OFFスイッチのついていない2ピン2芯の家庭用コンセントタップなどをお使いください。)
※アースが落ちていない環境で3芯のタップを使うと、浮いている線や、タップ内部のアースバーがアンテナになってしまうため。

電源の優先順位を
①DSM、②LP12(LINGO4)の順にとる。
DSMの電源アース(★)、LINGO4の電源アース(☆)を浮かしてDSMのGRD端子につなぐ。(※)

※★と☆、2本のアース戻しをそれぞれ端子やシャーシに繋げるより、加工して、途中で2個を一つにまとめて1本で戻す方が、安定します。この二個戻しも店頭でご用意しています。


MAJIK DSMのGRD端子は、PHONO近くと電源近くに2か所あるので、フォノアースと電源アースを分けて接続してください。
SELEKTの場合は、金色の端子はフォノアースのみ。
電源アースは、下記の写真の「ここへ」と書いてあるネジ(もしくはネジ端子)へ接続します。
注))SELEKT DSMは、仕様を「セレクト」できるモジュール式のため、一番端のモジュールとリアパネル中程のネジがアース線で接続されています。(仕様となります。)

 

今後もLP12との接続をアップしてまいりますが、お気になられる場合は、システムの全容をお知らせの上、お気軽にご相談ください。

(竹田)

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