ここのところ、ヴィンテージのスピーカーを次々とご紹介しています。
もちろん新たに入荷しているものもありいち早くお知らせしたいという理由もありますが、
もうひとつ訳があるのです。
ヴィンテージオーディオの魅力は計り知れないものがあり、特に 50年代〜60年代半ばのこの時期の名品は、今でも現役バリバリの活躍ができる状態のモノを入れています。
そうなのです・・・
売りたくない・・・
中にはそんな気持ちから店頭ではない場所に移動してしまっているものや、スペースの問題でイベントの際に倉庫へ一旦しまうものもあり。
気がつけば 倉庫のスペースもかなりなくなってきている・・・
決断の時です!
すでに 50年〜60年もの時間を経ても現役さながらの素晴らしい音を聴かせてくれるこの名品たち、良い人に使ってもらいましょう!!
ということで、倉庫から(中にはスタッフの家から)再びお店に復帰してきている ヴィンテージスピーカーを改めてご紹介している という訳なのです。
今日は Wharfedale(ワーフェデール)W3。
何ともユニークなデザイン。英国で最も古い歴史を誇る Wharfedale(ワーフェデール)
独自の音響理論とそれを実現する高い技術で次々とスピーカーを世に送り出してきたメーカーです。
3ウェイ構成のユニットは配置が普通のスピーカーとは一線を画します。
ウーファーは正面を向き、スコーカーは斜め上、トゥイーターは上を向いているのです。
どうりで立体的な音場!(以前のブログで詳細をご確認ください)
そういえば W70 もヴィンテージとは思えない解像度で驚いたのを思い出します。
一風変わったルックスとは裏腹に、ジャンルを問わない正統派。
雄大なアレンジのストリングスに浮かぶアンドレア・ボッチェリの声や、
ロイ・ブキャナンの渋いギターの泣きのフレーズ、
トニー・ウィリアムズのドラムはタイトに決まる!
今ではないデザインも含めて希少な美品です。
◆Wharfedale W3 ¥580,000(ペア・税別)
(金野)