引っ越しをして、オーディオシステムに変わりはありませんが、環境が変わったので、まだ仮ではありますが、調整中。
先日、吉田秀和の本に書かれていたカサドシュの弾くモーツァルトのピアノコンチェルトが、なーんか滲むなぁ。こういう演奏なのかなぁ。違うよなぁ。とぼんやり聞いていました。
システムの組み合わせには自信ありますし、ラックも換えていない(まだ置き場のないものたちが積まれて)、これは環境のせいでしょうが、部屋が余計に響いているという感じもせず・・・。
はたと、スピーカーの足もとに目を遣りまして、前の家で使っていたスピーカーベースに当たり前のように載せていたのを見て、「あ。これだ」と。
人にはさんざん、床の状況と足元の関係を、と言っているくせに、、、。
以前はフローリングの床でしたが、今回は、石?タイルのような素材の床で、床とスピーカーベースの間でビーンという響きを作ってしまっているよう。
このスピーカーベースは、積層で間に紙が入っていて、効くときはアンプをかえたくらいの効果が出るときもありますが、今回の床には不向きでした。
スピーカーによっても変わりますし、やってみないとわからないのは「逃げ」ではなく、本当のところなのです。
いずれにしても3本脚のコーナーカンタベリーは、直置きしたほうがよかったのですが、多少この床との響きでキャンというところもあるので、後ろ脚にフェルトを敷いたり、スピーカーの底面と床の間をちょっと吸音したりで対処。
フェルトや吸音なんて、本当に小さいサイズのちょっとしたことで変わります。
引っ越しで動かすついでに、自宅のLP12を会社に運び、この度注文したKarousel!を取り付ける予定。
今週は、メーカーさんにお借りしたLuna Cableのインターコネクトケーブルを自宅で試しみます!
(竹田)