SOUNDCREATE LOUNGEで恒例になりつつあるイベント「ドイツ・グラモフォン&デッカ ハイレゾ試聴会」のお知らせです。
ナビゲーターは、オーディオ・ビジュアル評論家の麻倉怜士先生です!!
試聴会では、ドイツ・グラモフォンとデッカの最新録音のハイレゾ音源を試聴。麻倉先生に、CD音源との比較試聴やハイレゾ音源の楽しみなどをわかりやすく解説していただきます。
また、今回の試聴会のメインとなるスピーカーは、先日ダニー・ハサウェイを魅力的に聴かせてくれたPIEGA COAX711。今度はクラシック音楽で魅力を放ちます。
また、前半は、LINN KLIMAX DS3で、DSD、ハイレゾ192音源の比較を。
後半は、ユニバーサルミュージックから発売となるMQA CDを再生すべく、CDプレーヤーとMeridian ULTRA DAC2を使用します。
音楽の聴き方、音源の違い、などなど盛りだくさんなこちらのイベント、ふるってご応募下さいませ!
※ユニバーサル・ミュージックとの合同イベントのため、抽選でのご参加となります。
■イベント概要
ドイツ・グラモフォン × デッカ ハイレゾ試聴会
解説:麻倉怜士氏(オーディオ・ビジュアル評論家)
開催日時:2018年6月23日(土)13時半開場 ・14時スタート
場所:SOUNDCREATE LOUNGE 銀座2−3−5三木ビル本館5F
2018年に創立120年を迎えるドイツ・グラモフォンと、2019年に創立90年を迎えるデッカ。
ふたつのクラシック名門レーベルの最新アルバムを、麻倉先生をナビケータートして、楽しくわかりやすくご試聴いただきます。
こちらの試聴会に、CLASSIC NEWSLETTERの登録者様を抽選で30名様ご招待いたします。
■応募要項
・応募期間:2018年6月1日(金)~6月10日(日)23:59
下記ページよりご応募ください。
ドイツ・グラモフォン × デッカ ハイレゾ試聴会参加応募ページ
※サウンドクリエイトラウンジの通常イベントとはご参加方法が異なります。
上記ご参加応募ページより詳細確認の上、ご応募くださいませ!
■使用機材(当日変更の可能性がございます)
システムについて、麻倉先生から頂いたコメントを掲載します!
[スピーカー]
・PIEGA COAX711
麻倉先生「PIEGA社は、チューリッヒ湖畔に本拠を置くスピーカー専門メーカー。
「ピエガ」とはイタリア語で「折り目」のこと。
リボン振動板に波のような襞が加工されていますが、その視覚イメージをそのまま社名、ブランド名にしたのです。リボン型トゥイターが再生するサウンドは、リリシズムとリアリティが両立した音。
音の粒子の動きまで見えるような、透き通った生々しい描写力が特徴です。
特に素晴らしいのは、音離れが俊敏なこと。出た音がスピーカーの回りにまとわりつかず、すぐに離れ、空間に飛び散る。
この美点は音場感が濃密で、音像の動きが手にとるように分かるという美質に直結します。
私はピエガは「実に凋密な音」が特質と、いつも認識しながら聴いています。
「凋密」という難しい言葉ですが、緻密というだけではなく、質の細やかさ、ひじょうに細かな音の粒子が高密度に練り込まれているのです。COAX711はPIEGAのトップエンドのスピーカーです。」
[プリアンプ+パワーアンプ]
・OCTAVE Jubilee Pre
・OCTAVE RE320
麻倉先生「アンプはプリ、メインともにドイツの真空管アンプメーカー、OCTAVE製品です。このメーカーの音は真空管ならではの音楽の弾み感が愉しく、実に音楽性が豊かです。
プリアンプはJubilee Pre。音楽の本質をこれほど厳粛に、荘厳に、壮麗に描くプリアンプは、他にありません。
まさにプリアンプのストラディヴァリウスですね。あまりに素晴らしいので、最近、うちのシステムに加える決断をしました。価格も凄いのですが。
パワーアンプ同じくオクターブのRE320。細かな部分まで音楽的なコントラストの抑揚が付き、ダイナミックに音楽を奏します。」
[ネットワークプレーヤー]
・LINN KLIMAX DS3
麻倉先生「ネットワーク・プレーヤーの最高峰が、スコットランドのLLINNのKLIMAX(クライマックス)です。
そもそもファイルでハイレゾを聴くという音楽聴取形態を開発したのが、LINNなのです。KLIMAXはLINNのネットワーク・プレーヤーラインのトップモデルであるばかりか、業界の全ネットワーク・プレーヤーでも最高の音質を誇ります。今回のユニバーサル・ミュージックさんのハイレゾファイルは、本プレーヤーで再生します。」
[MQA DAC]
・Meridian ULTRA DAC
麻倉先生「現在、世界最高のDACです。私はいまうちのDACとして、このULTRA DACを使い、日々、感動の音楽を楽しんでいます。オーディオ性能の凄さと音楽性の濃密さのコンビネーションが素晴らしい。
音源に入っているすべての音をモニター的な峻厳な正確再現で聴かせる能力がひじょうに高いのと同時に、熱く稠密な音楽が音源から聴けるのです。
演奏者の細やかな奏法の違い、表現に違いが単に物理的な音として出るだけでなく、なぜそんな演奏をしたのかの、演奏者の心と知的な思いも鮮明に「見える」のです。」