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スピーカーはトールボーイが絶対でしょう!という意見に、
個人的には「そうとは限らない!」と、いつも反論してしまいたくなります。
ブックシェルフのスピーカーも様々あり、単純に低域が少ないとかではなく、
トールボーイにはない魅力があるのです。
ちょっとハイエンドクラスになりますが、中でもとりわけ素晴らしいと思うものの1つに、PIEGA Coax10.2があります。
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Coax10.2をお納めしたお宅では、元々は長らくLINN CLASSIK MUSIC+KATANをお使い。
CLASSIK MUSICからMAJIK DSMへアップグレードされたのをきっかけに、
OCTAVEのプリメインアンプに興味を持たれ、最後にスピーカーをCoax10.2にされて、
システム完成。
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お部屋の一角の全面が開放的に窓ガラスになっていて、
5,60㎝の高さのカウンター(棚?)になっています。
ここにシステムを置かれていて、スピーカースタンドも置けない状態。
でもせっかくのCoax10.2。
そのまま直に置くよりは工夫してよい音質を得られたら・・・
(ハイエンドになればなるほど、鳴らし方は難しくなります)
そこで思いついたのが、これ。
と言っても思いついたのはお客様ご自身。
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PIEGAはトールボーイのスピーカー用にアップグレード用のボトムプレートを用意しています。
アルミの鉄板で、スパイクがたてられるようになっています。
この上にCoax10.2を直接置いたらどうかな、ダメかしらとお客様。
「言われてみれば!」ということで、
店頭でご試聴頂けるようにご用意したところ、「いいじゃん!!」
お客様に気付かされること、教えて頂くことは本当に多いです。
ちなみに、このボトムプレートは、Premium3.2用。
(5.2や30.2用だと、溝が掘ってあり、10.2を置くのは難しいかも)
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OCTAVEで駆動する、同軸のリボンユニットはどこまでも伸びていきます。
バッフル面一杯に配置されたユニットはつながりがよく、
YOYO-MAのチェロの胴鳴りも豊かに響いて、
窓の外の夜景に目をやると、どこに居るのか見失うくらい。
その後も、バイワイヤリングにされたりと、
色々お楽しみいただいているご様子です。

PIEGA メーカーサイト

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