BLOG

先日アカウントオプティマイズを試す前に、2階の部屋の吸音をやっていましたら、また少し良くなりました。
この部屋の特徴として、低音がボワッとするのは天井あたりの吸音、高域が伸びないときは床あたりの吸音や拡散・・・という感じがあり、特に天井近くの吸音を増やしたら、音数が増えた!!

で、同じ部屋ですが、対面のこちら側は手付かずでしたので、本日脚立作業。
脚立に上って、天井近くに頭を持っていくと、音がないところやこもるところがあります。

角に全部やればいいかというと、そうでもなくこの判断がまあまあ難しい。
特に難しいのは、良し悪し両面がある箇所。そういう場合はやめて他の場所を探します。
私の耳ではすぐには判断がつかないので、先に行ってから後戻りして外すことも。
2階の天井は躯体の梁で角が多く、約13か所の角があります。
角はちなみに、3面の壁に囲まれるので、そこでレゾナンスが起こりやすい。
色々試して、結果今のところは6か所に。もしかしたらまだ不要なところもあるかもしれません。


試聴したのは、おおよそこの5枚。
ベーム指揮の魔笛からタミーノのアリア「なんと美しい絵姿」、パパゲーノのアリア「私は鳥刺し」
ローリンド・アルメイダ 男と女のギター
シナトラは2曲。「Ol’ Blue Eyes is Back」から「Send in the Clowns」、ベイシーのビックバンドを背に歌う「Fly me to the Moon」、スティービー・ワンダーの「Dont’ you worry ’bout a thing」

この中で、とにかくすぐに変かどうかわかるのはシナトラ&ベイシーの「Fly me..」
10年以上聞いてきているからかもしれませんが、最初の太鼓の響きで、何となく先が分かる。
太鼓が重く響くときはダメ。軽く抜けないとダメで、前に出てきすぎるのもよくない。
うまく説明できませんが、低域の出方や、何かレゾナンスが邪魔しているとこの太鼓はうまくならない。
また低域が減るとシナトラの声はみずみずしさを失い、張ってしまってきつくなるので、吸音材が多すぎて吸いすぎた・・というときはすぐにわかります。
この結果は、タミーノ扮するヴンダーリヒの声にも通じるところがありますが、ちょっと長く聞く必要があるので、シナトラの声で聴くのが一番早く結果がわかる。
(鼻声になっている時は電源から見直す)

うまくいくと、ローリンド・アルメイダのギターは滲まずに、基音と倍音のバランスが良くなりますし、スティービーワンダーのこの歌では、体が勝手に乗れる。パパゲーノのスタッカートをつけて(?)歌うところも、お腹からの呼吸の感じがわかる。
というのはつまり、低域の音階が追えて、ちゃんと下が繋がって聞こえてくるということなのだと思います。
音場を見るのはシナトラの「Send in the Clowns」が分かりやすい。
高さも広がりもしっかりあるので、これでバランスを見ます。
この曲、左から入ってくるハープが、陽の光のように全体を包み込んでいく感じや、ストリングスが歌声の影のように寄り添って短くなったり長くなったり、絵画のような雰囲気があるのです。
昨年の映画「ジョーカー」で使われていた曲です。

シナトラや、美空ひばりは難しい。
他の曲で「よく鳴ったな」というときでも、かけるとぼろが出てしまう。
でもやりがいあります。

もうちょっとですねー。ゴールはないけれど。
(竹田)

コメントは利用できません。