
Podcastの次回の収録のお題の1つはカーペンターズ。
私のカーペンターズとの出会いは、中学2年の英語の授業で、月替わりで先生が英語の歌を授業の始めにかける、そのうちの数曲でした。
「Top of the World」「Close to you」「Please mr.postman」「雨の日と月曜日は」「Yesterday Once More」「Only Yesterday」
他には、サイモンとガーファンクルで、
「スカボロフェア」「Bridge over Troubled Water」「America」
なぜか、ピーター・セテラ「One Good Woman」と、ヴァネッサ・ウィリアムズ「Save the best for last」が入って、ビートルズは一度もなかったから、私は高校に上がるまでビートルズを聴いたことがありませんでした。(今考えると驚き)
手元にあるベスト盤は、今回良くよく調べたら1995年、ドラマ「未成年」で「I need to be in Love (青春の輝き)」を使って、日本向けにリリースされたベスト盤だそうで、もうこの時には私は高校に上がっているので、その前に持っていたベスト盤はどれだったのだろう・・と記憶をぐーっと遡ってみたところ、・・・
カセットだった!
そうそう、この曲順!調べてみると、これは2本セットでVol.1と2があったようですが、私は片方しか持っていなくて、それも歌詞カードとこのテープ1本のみで、今回インターネットで調べて初めてカセットのジャケットも見ることができました。
歌詞カードを見ながらずっと歌っていたので、私のとってのカーペンターズは、この曲順のこのカセット。
大人になってからもSinglesなどのベスト盤を店では聞いていますが、考えてみればアルバムを通して聴いたことがないのです。
世代的には1969年から1983年まで、カレンが亡くなるまでの間の活動期間なので、少し上の方々(例えば冒頭の英語の先生とか)はそれこそ毎回次のアルバムを楽しみに聴いていたのだと思われます。
私が手にした時はもうカレンが亡くなった後でしたが、初めて触れた洋楽で、何度もテープを回し、英語の意味・・というより音、音楽として口ずさみ、かれこれ30年以上の付き合いになる音楽。
当たり前すぎて、最近ではじっくり聞くこともなくなりましたが、今回カセットの曲順で聴いてみたら、
自然に歌詞が浮かんで、学校の教室、先生のカセットデッキ、家の古びたソファ、AIWAのコンポ、買ってもらったSONYのピンクのWALKMAN、まだ意思も意志もない、感情だけのそんな時代が一緒に思い出されました。
これも青春か!?
(竹田)