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先日六本木通りを歩いていて、あれ、なんか変・・・そういえば・・・と思って見上げたらいまだに緑の葉が茂る銀杏の木。
この時期はあちこちで、もうあの独特なにおいがしたり、歩道に黄色い絨毯が敷かれるものですが、いったいいつまで・・・。

しかし、いつまでも続くと思っていたものって突然終わりが来ていつの間にかなくなるもの。
50に差し掛かろうという年になってきて、20年続けてきた仕事も割と自分でコントロールできるようになり、今後何も変わらずいつまでも続いていくような気がしていましたが、40年あった実家がついぞなくなると思うと、結構こたえるものです。
両親が元気なので何が変わるというワケではないですが「そうか。ずっと同じというわけにはいかないんだな」ということを改めて知る。
孔子が「50にして天命を知る」は「自分の道がわかる」ことだと思っていたけれど、こういう感じもあるのか―。

実家の佇まいに、近所の通学路に、緑の銀杏に、人知れずセンチメンタルになって、ふと「センチメンタル・ジャーニー」とつぶやいて、このフレーズ凄いなと思う。
センチメンタルとジャーニーくっつけたら、より一層センチメンタル感出ますよね・・やっぱり湯川玲子はすごい。
(竹田)

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