BLOG

Tannoyの英国オリジナルキャビネット、しかもモニターレッド専用箱があります。

モニターレッドを入れたいところですが、現在浮いているモニターレッドがなく、ちょっと変わっているのですが、1950年代初頭のWharfedaleの12インチユニットを入れております。


フルレンジにちょっと上を足したようなもので、コンデンサ1つでネットワークを使っていないのでほとんどフルレンジみたいなものです。50年代のものでコルゲーションがこんなに入っているのも珍しいそうで、左右のペアリングができているものとしてはかなり珍しいものです。

ただ、Tannoyの箱だし、ユニットもTannoyだと完璧に英国オリジナルのTannoyになるので、
ご検討されているお客様とお話して、モニターゴールド10インチの、こちらもちょっと珍しいものがご用意できるので、これを入れてみようかという話になりました。
何が珍しいかというと、通常の10インチのユニットよりもフレームの部分が大きいのです。
以前入荷した10インチモニターゴールド



お客様は一度Wharfedaleのユニット搭載の状態で聞かれていて、これ結構好きかも・・とのこと。
Tannoyのユニットでも聞いてみたいので、ユニットをどちらにするか決めようという話になったので、
本日片側モニターゴールドに替えてみました。
Wharfedaleに比べると、かなり明瞭で、現代スピーカーと比べても遜色ありません。
この大きいフレームのおかげなのか、かなり芯のしっかりした骨太な鳴り方です。

ただし、Wharfedaleの何とも言えない漂いのある音色、モニターゴールドに比べるとヴィンテージ感が強くなるところはあるものの、奥ゆかしい陰影のある響きはかなり捨てがたし。
(ワタクシ、Wharfedaleも実は実家に持っているのですが、ここの音好きなんですよね、きっと。)

片側だけ変えてみて、左右の特色の違いがわかるくらい、それぞれの良さがあるので、
お客様にご相談して、まずは片チャンネルずつの違いで聞いていただこうということになりました。

今回のミッション、どうなるか!?
(竹田)

コメントは利用できません。