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お客様からのリクエストでFYNE AUDIO SUPERTRAXを試してみました。
こちら、スコットランドのスピーカーブランドFYNE AUDIOの製品。
主要エンジニアリングは、元Tannoyの技術者が手掛けている・・・というブランドなので、スピーカーにもTannoyの佇まいのものがあります。
同ブランドからリリースされたスーパーツイーター「Supertrax」を今回試す機会があったのですが、これ中々良かったのでご案内します。
ワタクシ当人はヴィンテージスピーカー4セット持っていて、店頭にもヴィンテージスピーカーが多々ありますが、スーパーツイーターを付けたり、サブウーファーを付けたりは、あまり好みでないので、元々は積極的ではないのです。

ただ、ヴィンテージスピーカーをお持ちで、もう少し上を伸ばしたい、曲によってやはりスーパーツイーターがあった方が現代録音まで気持ちよく聴ける・・などのご要望はあり、お納めさせていただいた機会も。

さて、本題ですが、このスーパーツイーターは、全方位に向けた無指向性で、スピーカーのメインになるドライバーの中心とツイーターの先が前後位置で大体同じくらいになるように設置する・・というようなもので、スピーカーによって前後位置とゲイン(±3dB)切り替えで調整します。
聴感上での調整になりますが、結構調整のしやすさを感じました。

ゲイン切り替え

まずはメインスピーカーとの位置合わせをしてから、高域が目立ちすぎるようならゲインを下げていく・・。
奥行、広がりが出ますし、高域に芯が出ます。
高域を伸ばすと低域も伸びるので、伸びやかになる。
音色に変な癖がないので、FYNE AUDIOのスピーカーでなくても合わせやすそうです。

価格はちょっと高くて、税込定価が825,000円・・ですが、スーパーツイーターお探しの方には良さそうです!
FYNE AUDIO  メーカーサイト

ちなみに・・・この高域の無指向性の形、どこかで見おぼえないでしょうか?

Davone Mojoが、こんなふうに無指向性でしたね!
生産終了になってしまいましたが、復活してくれないかなぁ。。。

(竹田)

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