自分の自宅に「ご納品」と言うこともありませんが、なんとかうまく収まりましたWharfedale W70C。
Legatoの1Fにあったはずのスピーカーが、自宅にくるまでの気持ちの紆余曲折は、本店ブログにて・・・。
色々聴いております。いろいろ。
もう何もいうことがないのですが、ただ一言「いい!!」
音場の再現の仕方、一音一音の奥行、中低域の豊かさ、ヴィンテージとは思えない解像度の高さ、など・・・一つ一ついえば表現することはもちろん可能ですが(漫画「美味しんぼ」のように)、音楽にどっぷり浸かって細かいことを忘れてしまいます。
割と小ぶりなサイズながら、30cmウーファーと20cmMID、コーンツイーターの3ウェイ。
このスピーカーは、空間的な音場の奥行き感はもちろんのこと、精神的奥行き感を感じさせるスピーカーで、音楽を聴いていると演奏者の色々な思いや表情を、押し付けがましくなく、かと言って薄くなく、濃い空気感で表現してくれるので、本当にうっとり。
さて、自宅自慢のようになってしまいましたが、
(それだけマイ・システムを愛しているということで、ご容赦を・・・)
この、W70Cの初期モデルが、サウンドクリエイトにあるW70です。
右 Wharfedale W70
左 Wharfedale Airdale
よりクラシックな風貌で、W70より若干大きいのですが、これも50年代後期に発売された当時のままの希少品。
上の写真だとうっすらとサランネットの向こうにユニット配置を見ることができますが、この初代は、ミッドがなんと25cmと、W70よりさらに大きい口径のユニットを使用。
これも半端でない鳴り。
こういうのを聴くと、イギリスの文化の奥深さを感じずにいられません。
そして、W70の更に奥には、なんとあの銘機AIRDALEが・・・。
このお宝部屋は、本店の「赤部屋」とよばれる約8畳の部屋。
これはサウンドクリエイトでも滅多に入るものでなく、大変希少なもの。
聴かれるだけでも、是非1度♪♪♪
きっとWharfedaleを作ったブリッグス氏の笑顔が見えるはず。