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★心斎橋で仕事

定休日に大阪へ。
無事に心斎橋での仕事が終わり、ホッとして金野と澤野工房へ。
あいにくお店は閉店していましたが、澤野さんとはお目にかかれて金野ともども夜の街へ・・・。

帰りは道頓堀を歩いてみました。
宮本輝の小説「道頓堀川」は映画にもなっていて、若かりし頃の佐藤浩市の荒んだ演技と暗く黒い道頓堀川が印象に残っていたのですが、この日歩いた道頓堀川はメチャ明るかった(笑)

写経
先週京都の古本屋で求めた瀬戸内寂聴の「写経のすすめ」。
久しぶりに静かな心で写経をしようと思っていたら1週間せわしなくすぎて、
「写経したい」欲求だけがたまり、大阪から帰ってどっと疲れた夜、くたびれた体に鞭打つようにして
筆を持ちました。自分でも「なぜ・・」と思いながら「したい」を先延ばしにしないほうがいいなーと。
思えば何年かぶりでへったくそと思いながら、一字一字書いていくのは、体のストレッチに似ていて、
心のストレッチみたいな感じ。
つかれていたけど妙にスッキリ。
写経をするのにBGM・・というのも変でしょうが、鳥の声や風の音が聞こえる環境ではないマンションなので、
BGMにキース・ジャレットとギドン・クレーメルの演奏のアルヴォ・ペルト「TABULA RASA」のレコード。
Tabula rasaはラテン語で白紙の状態。
レコードも写経も終えたころにはまっさらな気分に!?

★山口瞳
少し前のブログで新幹線のお供として載せました山口瞳の「酒飲みの自己弁護」。
これは、電車の供としてよいかどうかというと、思わず笑ってしまうので、その点では怪しい。
ですが、大体3ページで一つの話題(すべてお酒に関わる)なので、電車を乗り過ごす心配もなく、いつでも止められる手離れの良さもあり、その点ではお勧め。
「酒飲み」の一人として言えば、酒飲みにはそれなりのルールや礼儀というものがあり、それは過去の失敗や恥ずかしい思いを反省して反映され・・という風に出来上がるのだと思うのですが、大先輩の山口瞳のそれを読みながらまた安心する私でもあります。
加えて、お酒を扱う人、出す人、飲む人、つまり酒飲みは皆、この本を読んだらいいんじゃないかなと思います。

ここから派生して徳川無夢という人、木山捷平「耳学問」という本などに出会い、便利なAmazonで手配して読み始めた最近。

霞町音楽堂

明晩はこちらのイベントに白川と詰めております。Wharfedale SFBとPIEGA Premium501をMAJIK  DSM4 1台で鳴らします!バッハの曲を異種格闘技戦として、面白いプレイリストをご用意しています。3,000円の入場料で、ソフトドリンクかカバ(白ワイン)の飲み放題です。

霞町音楽堂

(竹田)

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