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作年のNHK大河ドラマ「篤姫」にイマサラですが、はまっています。

多くの方がご存じと思いますので、内容は省略しますが素晴らしい作品!

役者さんたちも生き生きとしていて、人間ドラマとしても学ぶべきところが多々、多々あります。

悩み立ち止りながらも、自分の経験や学んだこと、家族や大切な人たちの言葉を思い出しては立ち上がり、

自分の器をどんどん大きくしていく篤姫の成長ぶりには、驚かされまた、目頭が熱くなります。

篤姫が、「そうだ、私らしく」と己を貫いていく様には胸がスカッとして、声を立てて笑ってしまいます。

「そうだ、私らしく」といっても、現代の何でもありのわがままな「私らしさ」ではなく、多くの重圧や規制がある中で、お家を背負い国を背負ってのまっすぐな「私らしさ」です。意味が違う。

まさか篤姫と比べるわけではないですが、20歳で成人といっても、精神的に成人するのは30歳になってやっとなのでは、と自分のことを考えても恥ずかしくなります・・・。

それでも、宮崎あおい扮する篤姫が、こうるさい生島(松坂慶子)にわぁわぁ言われながらもニカッと(ニコには見えない)見せる笑顔を見ると、やれやれ私もまだ30(うん歳)なんだからもっともっと頑張ろう!と励まされるのでした。

 

追記 ところで、篤姫のオープニング、これもまた美しい、というか凝っているんですよねぇ。

クリムトの絵のようなCGにしたり、篤姫が歩いていく「女の一本道」のわきに沢山咲く花。

これは、子供のころ大好きだった絵本バーナデット・ワッツの「赤ずきん」を思い出します。

素晴らしく美しい絵本で、子供ながらに大切に眺めていて、今でも絵本の情景がまるで行ったことのある場所のように思い出されることがあります。
(竹田)

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