Legato EYES

20代前半、スパンコールとか、ラメとか、

とにかくキラキラしたものをファッションに取り入れるのが好きでした。

スワロフスキを縫い付けたベレー帽、

スパンコールだけで出来たずっしり重たいラガーシャツ…

(鎖帷子みたいなものです。でも風通さないので冬場暖かいんです。)

そのせいか、今でも母や友人が

「あれ、あなたが好きそう」「ぽいね」

と指している先は、キラッキラに光っていて、

「いや、そうでもない」「ちょっと違うんだな」

と都度訂正します。

「イメージ」って、結構根強い。

ひとしきり試して、

また一方で世の中でもそう珍しくもなくなってくると、

こちらの関心も9割がた離れますが、

当時を知る人にはそのイメージが強いらしい。

年経るにつれ、飽きて離れたり、

はたまた一回りして良さがわかったりと、変遷していくものですが、そんな人の好みなんてイチイチ気にしないですものね。

個人レベルでそれですから、製品に対しての「イメージ」は、

もう一言か二言で終わってしまうくらい根強い。

「オーディオといえば」

「JAZZといえば」

「LINNは」

「デジタルは」

そういう製品のイメージも、メーカー側の努力あるいは衰退で

進化していたり、当時とは異なるものになっていたりします。

受け取り方によっても「イメージ」と実際はかなり誤差が大きかったりというのは多々あります。

店頭でご案内していると、

「思っていたより・・」とか、「話に聞いていたより・・」

ということがよくあります。

なので、「イメージ」や「評判」、それはそれとして、折角のオーディオシステム、長く愛せるものを手に入れるには、是非最終決定は3つくらい違うのを聞いて決められたらよいなと思います。

(聞きすぎもわからなくなっちゃうから)

幼少時、親戚の結婚式で出された好物のメロン、テーブル中の(ほぼ一個)を食べてしまったことがありました。

その強烈なイメージにより、叔父が今も折々に届けてくれるかつての好物。

アレルギーなんだか食べると痒くなって敬遠しているのを今も言えないでいます。

あんまり突飛なことをすると、払拭するのが大変デス…

20161029_1698575

コメントは利用できません。