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かれこれ10年くらい前に入荷したTru-Sonic A100が、巡って店に戻ってきました。

Tru-Sonicオリジナルのスピーカーシステムで、大変珍しく、この形をもとに当時脚付とか38センチとかさまざまなスピーカーを作成しました。

舞い戻ってきたA100を久しぶりに鳴らします。LINNの自社開発のDAC、ORGANIK搭載のSELEKT で。

当時の5丁目の記憶と共にあった音は刷新され、鮮やかに蘇りました。考えてみればDS発売からまだ3年ほどしか経っていない頃で、その後クロック回路もブラッシュアップされ、DACは2回変わっています。その進化を、10年越しにビフォーアフターで聴いたような体験でした。

そういえば、明るく抜けのよい低域に魅了されて、このユニット120CXをその後多用するようになったのでした。今朝のA100は晴れた空、どこまでも伸びていきそうな鳴りっぷりでした。

ちなみに、今はEAMSデザインのE2のレプリカもあり同じユニットが搭載されますが、キャビネットの違いでもまた鳴り方が変わります。(E2搭載のはオイルコンデンサ)

(竹田)

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