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性善説と性悪説などがあって、人間はもともと生まれながらにして善であるとか、いやいや悪であるとか、きっと様々な場面で議論されることかと思いますが、私はそれに関してどちらであるか明確な意見は持っていないのですが、「性怠説」というのがあれば、それを支持します。「人間は生まれながらにして怠け者」。

だから、仕事で色々課されたり、ノルマがあったり、「頑張るといいことアルよ!」と思わせたりするのではないかと思うのですが、どう?どうでしょう?この説。

それは冗談として、自分は本当に怠け者で、実は、子供の頃のキャッチフレーズみたいなのに助けられて今があるように思います。

西宮の大社小学校を卒業する時に「継続が力なり」という言葉を頂き、当時校長の高岡先生が、卒業生全員に一枚一枚色紙に綺麗な字で書いてくださったのですが、当時は「継続」という言葉を実感したことはありませんでした。

中学は忘れちゃった。
高校は玉川学園という高校で、創立者の小原国芳先生の言葉とされる「人生の最も苦しい いやな 辛い 損な場面を真っ先きに微笑みを以って担当せよ」というのがモットーでした。キャッチフレーズとしては冗長的で、注文が多く、もっと一言でパーンっと短い方が格好いいのに・・と思っていました。

それから大嫌いな映画に「ペイ・フォワード」というのがあって、映画自体は偽善ぽくてすごく嫌なのですが、この言葉も割合度々胸に蘇ります。
何かいいことしてもらった時に自分にお返ししなくていいから、その代わりに他の誰かに良いことをして・・ということを、主人公の少年が言って、それが世界に広がるみたいな映画だったと思います。

これらの言葉って、ほーんと、「面倒だな」「見過ごそうかな」「やめちゃおうかな」というときに、フッと胸に浮かび上がってきて、自分が信じやすいのか、言葉が真をついているせいか、とにかく、子供の頃にもらった言葉によって「性怠説」を何とか打開できている感じ。

そういうわけで、このブログも「継続は力なり」という言葉に励まされ、今日も何とか生き延びております。(ネタはあるが仕込み時間の関係で、今日どうしよう・・みたいな日がたくさんあるので・・)
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