7月の中頃、DALI Helicon400をお使いのお客様のお宅にMAJIK DSMをご納品に伺いました。
お客様からとっても丁寧な、「その後のImpression」が届きましたので、ご了解得てご紹介させて頂きます♫
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最近ようやくエージングの効果が出てきたようなので、Impressionを報告します。
夏にこんなに音楽を聴いたのは学生のとき以来です。笑
1. 音質について
前のシステムだと中低音が強調されすぎた、底辺の長い台形のような音でした。
それが少し低音が膨らんだ長方形に近い音になりました。
このためにアコースティックは軽く、重いJAZZは重く表現してくれるので、どのソースでも音楽を楽しめます。
この”なんでも屋”な感じは昔もっていたALTECを思い出します。
以前はDALIのブーミーさに悩まされていましたが、いい意味で低音がスッキリしました。
この改善は今回購入したスピーカーボード(※)も大きく貢献していると思います。
※サウンドクリエイトオリジナルベース:積層のボードで積層の間に紙が入っています。
ボードの中央には3本のスリットが入っています。
2. 音場について
サウンドステージが広大で高い位置に聞こえます。
広いだけでなく、立体的に奥行き感が表現されます。
この奥行きの表現力は以前のアンプでも出ていたのですが、一部のデジタルリマスターされたソースに限られていました。
MAJIKの凄いところは、リマスター処理のされていない、昔買った凡庸なCDソースも、3次元になるところです。
凡庸なCDソースの音質的な底上げが素晴らしい。
これがDSの技術なのでしょうね。
この点は、お客様に是非強調されると良いと思います。
(ハイ!!ありがとうございます。是非そうします!)
リマスター盤の買い直しの出費が軽減されます。
3.ハイレゾについて
ハイレゾの価値を再認識しました。
ハイレゾを再生した時の音の粒子の感じが素晴らしい!
KunikoのCounterpointを聞くと、こんなに細かい音が録音されていたんだ!と驚愕しました。
Earth, Wind&Fireも、複雑に絡み合った独特の打楽器の音をハッキリを聞き取ることが出来て、感動しました。
4.その他
視覚的なことですが、スピーカーの中央に鎮座していたアンプ類を撤去し、(MAJIK DSM1台にして、脇のシェルフの上に置くことで、)音楽に集中できるようになりました。
やはり無意識に機器を見ていたんですね。
部屋も少し広くなりました。
MAJIK DSMは黒にしてよかったです。
家具やスピーカーとの色調もバッチリでした。
自分好みの「さりげなく、さりげあるもの」デザイン。
あー本当にLINNに買い替えてよかったという感想です。
(しみじみ嬉しい涙)
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Legatoで扱っているものは、生活必需品ではありません。
でも、暮らしに素晴らしい色彩を与えてくれるもの。
だからこそ「使って頂いてナンボ!」
使い倒して頂いて、導入したその日、1週間後、1ヶ月後、1年後…
聴く度、目にする度「これ買ってよかった!」
と思って頂けるのって素晴らしい。
(そして嬉しい!!!)
ご納品したあの子やこの子、どうしているかなと急に心に浮かんだりします。
「元気にしてるよ」あるいは、「どうもうまくない」
どちらでも、是非聞けたら嬉しいです。
「どうもうまくない」場合は、出来る限りのことをしたいと思います。
ご納品からどんなに時間が経っていても是非お声がけ下さい。