昨年秋、20年来お使いのTANNOYからBrodmannへスピーカーを新調されたのをきっかけに、システムが一新。
店頭で流れていたスピーカーの響きに惚れられスピーカーをお求めいただいたのが丁度1年近く前のこと。
お手元のアンプでも十分鳴らしていらっしゃいましたが、お年を召されてアンプ類など少し軽くしたいとのこと。
音質のグレードを落とさずに、アンプの重量は軽く、扱いやすく・・ということで、お勧めしたのがNuprime IDA16でした。
コスト的には半分のAccuphaseのプリメインアンプの置き換えでは、どう思われるかな・・というところもありながら、筐体のコンパクトさと、何より音質を気に入っていただくことに。Accuphaseの楷書に比べると、NuPrimeの方は行書と言えるでしょうか?
行書と言えども体幹がしっかりしているので、スピーカーの響きの美しさが際立ちます。
プレーヤーは、国産のHDDネットワークプレーヤーから、LINN AKURATE DS2へ。
海外の製品でお使い勝手が心配でしたが、お気に入りのプレイリストを作っていかれたいとのことで、NASを固定IPにして、Kazooで「マイ プレイリスト」の作り方をご案内したら、これは簡単かもしれない!?とのこと。
「お父さん、前より音がいいみたい」という奥様の声を皮切りに、
以前聞かれていたものを色々聞かれます。
「音がクリアだね。
お・・いいねぇ、いまのとこ。
これはいいんじゃない!?
コーレーは、いい買い物したねぇ!!!」
とコメントが尻上がりに・・
新しいのを入れたらいいと思いたい・・というのが常ですが、「本当に前よりいいよね」と自問自答するような心に引っかかりがあるのは、あまり健康的ではありません。
いい時は「圧倒的に」よくないと!
ところで上の写真を見ていただくと、、、
コンパクトにしたとは言え、それなりに奥行きのある機器。
その割にAVラックが、前にデーンとお腹を突き出していなくて、なんだかスッキリしています。
その秘密は裏側に・・・
これは舞台裏。
ケーブルの整理をする前に写真を撮ってしまいましたが、本当はもう少しスッキリしています。
TVの壁の向こうに小部屋があり、TV下のAVラックは半分が壁の向こうに埋め込まれているのです。
このため、放熱の問題もクリア。舞台側は見た目にスッキリ。配線変更もラックラク。
これは可能な限りご新築の方にはお勧めしたい!
システムを置かれているのは、リビングダイニングの中央。
ダイニング、キッチンは、システムを置いている位置の外側になります。
奥の和室も合わせれば40畳近くになりますが、Brodmann F1でもまったく問題なし。
F1のウーファーは外側に向けてあり、広がるので、ダイニングでお食事の時も、奥様がキッチンでお料理中も音楽が気持ちよく流れてくるわ!と、ご家族にもとても好評。
お客様にとって思いがけないスピーカーとの出会いが、新鮮な気分で音楽を聴く日々になったとお喜び頂きました。