今日はFred & Gingerをお使いのご夫妻がご来店。
ご新居に越される予定で、TVやアンプ、収納を入れる造作家具を設計中。
そのなかに彼らをどのように納めるかで思案中です。
今のところ、造作家具の設計上、およそ3400の幅の収納の中で、彼らFred& Gingerの立ち位置は、幅3000になるか、1700くらいになるか。
「3000だと、離しすぎではないか?」
「1700だとTVのすぐ脇に来るし、見た目もこのほうがかわいいかも?」
「でも一番音がいいのがいい」
奥様が熱心で、どのように置いたら音がいいか、何度もご相談のお電話を下さったり、ご主人は「定位がよいのがいいんだけど」と、足をお運び下さったり。
今日はアンプのご試聴にいらしていたのですが、スピーカー間の距離のことが話題になったので、実際聴いて頂きました。
3000の幅と1700の幅でそれぞれ店内の色々な場所で聴いて頂くと、1曲聴き終わらないうちに、「私でもわかります」と奥様。
1700だと、そこでだけ鳴っている感じ。
3000だとお部屋全体に広がる感じ。でも定位もよい。
もちろんお部屋の作りや縦横の長さ、横の壁との距離も関係してくるので一概に「○○cmがよい!」とは言えませんが、この2つの違いは結構大きなものでした。
特にFred &Gingerは、音場の作り方がとても広く、奥行きがあってよいので、伸びやかに歌わせてあげた方がよさそう。
しかし、いつも入口のところでパパッと簡単にならしていましたが、改めて実力派のスピーカーです。
でも、彼らのインパクトに代わるものが中々ないので、やっぱりウィンドウに戻しちゃうのでした。
「看板娘、やるときはやりますよ!」
使いこなし