製品紹介

LINNの音を聴きたいとご来店されたお客様。

システムはMAJIK109とMAJIK DSMでご用意しました。
ハイレゾで・・・というご要望もあり、お店にあるデータから選んで頂き、
ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、U2・・・などを再生。
まずは、ピンク・フロイドの「Cluster One」を。
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ボリュームは58くらいで始めましたが、この2本のブックシェルフで鳴っているとは思えないと驚かれました。(じつは私もセッティング中思わず耳を近づけてしまったほど。)
空間がこんなに広がっているとは、何度も聴いていた曲なのに知らなかった、ギターが凄く立体的でびっくり。反対にボーカルは少し軽い(引っ込んでいる?)かなぁと。
MAJIK109は、録音状態が割とそのまま出てくるタイプのスピーカーで、例えばこれでU2を聴くと、今度は「ボーカルがメイン!」とばかりに前に出てきます。
同じアルバムの「Marooned」がかかると、「この曲はいかにも合いそう。ちょっと聴かせて下さい」・・・聴かれた後に、やっぱり「空間がすごいなぁ。」とご堪能。まとわりつくようなギターで、こういうプレイだったんだ。と、しばし反芻。(お話し相手になれなくて残念)
その他、ツェペリンのHeartbreakerや、EAGELSのThe Last Resort、U2のOneをご試聴。
(EaglesだけCDリッピング)
その度に、こういう風に聴こえるなんて、こんなになっていたんだ、と手放しでお褒めの言葉を頂き、嬉しくついブログで投稿です。
・・・というのも、LINNは「クラシック音楽向き」。ブックシェルフは「低域がさみしい」と思われていることが多いのですが、今日お客様がかけていた曲など、「そんなことないじゃん!」「低域十分」「めっちゃいいじゃん!」と横で聴いている私も、曲をメモメモ・・
思いだせば、LINNのエンジニアが来日した時に「どんな曲きくの」と尋ねた答えに、クラシック音楽のクの字も出てこなくて、ロックらしいグループ名が並んだ覚えがあります。(その時のスタッフだけかもしれませんが)
「**向き」というのは簡単ですが、型にはめてしまうと、型からあぶれてしまったなかにダイアモンドがあるかもしれません。
この間も、お客様に「メタルロックなどは合いますか?」と質問を受けて、PIEGA Premium1.2で鳴らして聴いてみましたが、クリアでキレ味があって、かといって綺麗になっちゃうわけではなくて、大変合っていると思いました!
ロックも、是非。
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