もう4年半近く前に、サウンドクリエイトのオリジナルスピーカーとMAJIK DS-Iをご納品したお客様のお宅にメンテナンスとデモにお伺いしました。
オリジナルスピーカーのユニットはTru-Sonic CX120(30cm同軸)。
知られざる名機で素晴らしかったのですが、あいにく現在は弊店にもCX120の在庫はなく・・・。
Tru-Sonicについては<こちら>
大変気に入ってご導入頂いたお客様から、
慣れちゃったのか、最近イマイチとのこと。
MAJIK DS-Iで鳴らしていらっしゃったので、上位機種のAKURATE DS/Kにもご興味があられ、メンテナンス兼ねてデモンストレーションに行って参りました。
鳴らす予定のアンプの調子があいにくで、MAJIK DS-Iに接続してのデモ。
・・・でも、その前にMAJIK DS-Iのアース戻しケーブルが抜けかかっていたり、DSの電源をとっているところから他の電源もとっていたりで、まずはアース戻しをしっかりつけて、DS
の電源は単独で。
これだけでだいぶ抜けがよくなり、こもった感じがなくなりました。
あとはTru-Sonicも4年半でずいぶんこなれ(ユニットはデッドストックのものだったため、ご納品まではほぼ鳴らされておらず)、スピーカーも前方へ。
「最近音がどうも・・・」
「最初より感動が・・・」
という時は、
★ 電源周り
DS、ルーター、NASなどの電源を一緒にとっていないか
あるいは、携帯の充電器や電気スタンドの電源を「あいてるところに」とさしていないか
アース戻しがグラグラ、ポロっと外れていないか(MAJIK SNEAKY KIKO DSM、MAJIK DS-Iの一体型製品に限り)
★ スピーカーの位置やガタ
最初に設置したのより、1、3ヶ月、半年、1年、、、と年を追うごとにエージングで鳴ってくるスピーカー。
低域が出過ぎてかぶっていないか(前に出すか振る)
スピーカーの足下がガタガタしていないか(スパイクの調整か、難しければ革やコルクでガタをとる)
★ よかれと思って変えたところを疑ってみる
ケーブル、タップ、クリーン電源…etc
(クリーン電源は、店頭で試した限りDSにはNG)
などなど、是非メンテナンスしてみて下さいませ。
ちなみに、デモンストレーションはアンプの機嫌がなおるのをしばし待ちます。