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普段から一番良く飲むのはLAPHROAIG,TALISKERで
これは体に合っているというか、ないとダメみたいなところがありまして必ず家にあります。
この2種類のオフィシャル10年物を、この10数年ずっと飲んでいますが、随分味が変わってきたように思います。
90年代後半に比べると、最近のLAPHROAIGは良くなったように感じ、逆にTALISKERは最近少し物足りなくなっているかなと感じます。

70年代、80年代それぞれの同じオフィシャル10年物を飲み比べた時も全然別の銘柄を飲んだような印象があり、時代と共に素材や水、微妙な製法の違いが、出ているのだと実感します。

ビールについても同じで、サントリーのモルツが好きなのですが、工場の違いで随分味が変わってきます。私が好きなのは京都工場で、九州の南阿蘇・外輪山水系や武蔵野の丹沢水系よりも京都の天王山・京都西山水系が格段に甘く、香りも華やかに感じ、あまり見つからないのですが、出来る限り京都工場の物を探しています。

モルトを始めたきっかけは前回ブログさせていただきましたが、はまったのは多分、エステル香にあります。

エステル香はウイスキーに含まれる脂肪酸とアルコールが反応して発生する甘く華やかな香りのことで、熟成された独特の香りがモルトの楽しみの一つと感じます。

まだ何度も行っていないのですが、近所にエステルというBarが出来ました。エステル香を凝縮したような生まれ年のモルトの誘惑が尽きることはありません。

フジイ

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