漫画家、ラズウェル細木さんにオーディオシステムをご納品させていただきました!
Audio Accessory2025年冬号(199号)の寺島靖国さんの連載「ジャズびたり オーディオ桃源郷」の記事でもその様子が触れられています。

昨年、夏の終わりに寺島さんからの着信。
「ラズウェルさんのオーディオをちょっと用意してよ。」
とのこと。
ラズウェル細木さんとは、以前、ラジオMusic Birdの寺島さんの番組で二度ほどご一緒させて頂いたことがあります。
雑誌の「ジャズ批評」で執筆もなさっていて幅広く大変お詳しいですが、ひけらかされることなく、モダンジャズど真ん中の中から「これが好きでね」と、飾らない、そして的確かつ少ない言葉でゆっくりとお話しされていらして、思いを言葉にするのが忙しい私はいつかこういう風に話せたらなぁと、うっとりして聞いていました。
その感じを思い出しながら、あれかなこれかな・・とスピーカーを選定しました。
また好都合なことに、「多分壊れている」OCTAVE V40SEをお持ちとのこと。
症状を伺うに、真空管交換をすれば問題ないと思われたので、ちょっといいアナログプレーヤー(というのはLINN LP12)とちょっといいCDプレーヤー、それの比較用に各機種2種類をご用意。
スピーカーは、置き場所的には棚の上とのことで、3種類に絞りました。

寺島さんからは、ご試聴から納品までを記事にされたいというご希望もあったので、タイプの異なる3種、
テレフンケン RB70 、サウンドクリエイト・オマージュシリーズ、写真のEAMS E2ミニミニスピーカー(Utah Celesta 20cm メカニカル3ウェイスピーカー)、PIEGA Premium301 GEN2をご用意。
それで、下記の3曲を聴いていただきました。
1曲目 Autumn Leaves Somethin’Else/キャノンボール・アダレイ
2曲目 Keith Jarrett Trio
3曲目 St.Thomas サキソフォン・コロッサス/ソニー・ロリンズ
・RB70
お二人とも「想像より良いじゃん!
・E2 ミニミ二
「これいいじゃん!
「本当はこんな感じに吹いていたのかもね。」「今のあそこね」など盛り上がられます
キレが良いと好印象で。寺島さんからは「見た目も良い」
St.thomasの「シンバルの金属感!いいじゃない」
・301 GeN2
音域のバランスが良い。寺島さん「ECM系(Keith)はやはりこれがいいね。」
幅広く聞かれるとのことでしたが万能なスピーカーはないので、何に重きを置かれるか伺うと「やっぱり管なんだよな。サキ・コロを聴いていいな!と思うのは、EAMSかな。」
スピーカーが決まり、CDプレーヤーもターンテーブルも、比較の上、「ちょっといい」ほうに。
CDプレーヤーは、PRIMAR CD35。
ターンテーブルはLINN LP12となったのでした。
ちなみに、ご試聴の折、ラズウェルさんが「全然違う」と仰る横で「へぇ・・・LP12ってこんなによかったんだ。これが伝説の・・。さすがだねえ。」と、寺島さんも黙らせたLP12。

一式をお届けしたのが、猛暑の日々から抜けて秋の気配の「ケノ」くらいまできた9月のおわり。
ラズウェルさんと寺島さんが歓談されている横を行ったり来たりして写真のように設置し、スピーカーを横置きにするか縦置きにするか音を聴いていただき、スピーカーの前だけ少し革のインシュレーターで浮かした音に驚いていただいたり、そんなひと時を終えて、後日聴いていただいているかなぁ・・とご連絡したところ。
「おかげ様で毎日ジャズ三昧しております。非常に快適です」と、簡潔なお返事。
・・よかった、と胸をなでおろし、そこからは秋も深まり慌ただしい日々。
やっと一息ついた年末に
「朝から晩まで聴きまくりです!」
と、葉書に躍る字がまるでジャズが鳴っているようで、12月の疲れが一気に吹っ飛んだのでした。
(竹田)









