ありがたくも、LINN SEKRIT DS-Iを聴きたいという方が絶えずご来店される毎日。でも、今日の主役はDSではありません・・・。
↑そもそもこの写真変ですよね。何を撮りたいんだか・・・。
その横にある丸い物体。
これは、写真撮影のためにここに置かれているわけではありません。
実はルームチューニングの一つの要素として、しっかりこの場所で働いているのです。
・・・
置いてるだけなのに???
そう、置くだけで音が向上します!
ここで説明が終わるとオカルトになってしまいますが、きとんとした理由があるのです。
モノは「f-insulator」。要はインシュレーターです。
インシュレーターと言えば、アンプや機材の足として使うことが主ですが、ここでは「制振材」として使ってみました。
ラックの不要な振動を重さで抑えつつ、インシュレーター自体に乗った振動は上下3本のスリットと、上下にサンドイッチされた木の玉で逃がしているのです。
なので、これを置くだけで音に滲みがなくなり、クリアになります。
ただ重みで抑えるだけだと、響きも失われることがあり、音の精彩を欠く結果となることがよくありますが、これはよく考えられている。
不要な振動が減少するということは、聴感上音圧もあがって聴こえるようになるのです。
ここでは、SEKRIT DS-Iの横に置いていますが、2Fではスピーカー後方にあるCDラックの上に置いたら効果覿面。
こんな小さなことで、部屋全体に広がる音が変わるのだから不思議です。
もちろん、アンプの足としても効果大ですが、しっかりした作りのため1個16,800円。ちょっと高く感じられるかもしれませんが、費用対効果としては・・・いーんじゃないでしょうか!!
まずは1個から試してみては?
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「f-insulator」¥16,800(1個/税込)
ステンレス製。波型のスリットが入ったパーツは上下に分かれ、それぞれ重さが異なる。
片方には側面にスリットがあり、ゴムが埋め込まれている。
パーツの中央に見える黒いドーナツ型は電磁波防止素材。
上下のパーツの間に小さい木の玉を3点サンドイッチする構造。
中央に加え3点のねじ穴が開いていて、専用のスパイクをつけることも可能。
上下のパーツを別々に使ったり、全てのパーツを使用し組み立てたり、いかようにもできる万能インシュレーター。
※写真は3個セットで¥50,400。ケース付き。
LINN LP12の足としても活用できるが、それについては次回!
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