DSあれこれ

昨日の今日ですが、またLANケーブルネタです。
DSにあまりご興味ない方、申し訳ありません。
エイム電子のLANケーブルです。

特徴は?音は?の前に、ちょっとだけバックグラウンドをご説明。
もともと産業用のLANケーブル、たとえばNTTやKDDIなどの機関通信や、医療機関、空港用などで開発されたLANケーブルをオーディオ用にチューニングされ今回発売されたもの。
・・・すごくざっくりしていますが、この「産業用ケーブルとして使われていた」というところが肝です。
とどのつまり、絶対に途切れてはいけない、パケットロスがあってはいけない、そういう状況の中で使われるケーブルということは、情報のロスがない!ということ。
「LANケーブルなんだから情報のロスがないのは当たり前でしょう」と思っていましたが・・・
LANケーブルがとぐろまいていたり、沢山つながっているところなんかで、PCを接続すると、どうも遅かったり、インターネットにやたら時間がかかったりすることはありませんか?
その状況は結局、ノイズをまき散らすLAN同士が、邪魔し合って特性を下げている。つまり通信速度が低下している。という状況のようです。
実際、AIM電子がこうした産業用の本格的なLANを作り始めたのは、そもそもNTT局社の近隣で、TVやラジオにノイズがのる、というクレームが入ったところからなんだそうです。
それが、丁度インターネットが流行りだした頃。
「正確な通信をする」という技術力が元々あったところへ、昨今のPCオーディオ事情から、このオーディオユースのLANの製作・・・というところへ至ったのだそうです。
より線の巻き方、シールドの仕方、への字型になった端子のアタッチメント、端子の造りなど、各所に「ノイズ大嫌い!」対策のシールド性アップを図られており、丁寧な作りのケーブルに仕上がっています。
(撚り線の撚りがちょっと戻るだけで、通信速度が遅くなったりする世界なんだそうです)

気になるその音は・・・
低域の沈み込みは深く、S/Nの高さはかなりのもの。
カッチリとした音像の輪郭も、耳障りな感じは全くなし。
妙な癖や強調感がなく、フラットですごくまじめに音を出してくるLANケーブル。
ケーブルの被覆は紫で市販のLANケーブルよりはずっと硬いですが、太さは直径5mmくらいでしょうか。(目分量)そんなに取り回しに困る感じではなさそう。
端子のしっかりとした入り方は、安心安心。
さて、そのお値段は!?(なんかいやらしいですね)
ドン! 1m ¥18,900なり!!
ラインナップは、0.5、1、1.5、2、3、5、10mと豊富ですが、好きな長さでも作ってもらえるのだとか。
これはかなり良心的で、お勧めです!

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